カメの甲羅干し用の「浮き島」というものは、
天然の岩を模して表面に凹凸があり、登りやすく傾斜も付けてあって
水に浮くという非常に良く出来た代物なのですが、
だからといって難なくスッと登れるかと言えばそうでもなくて
(ケビケビのムチムチした体型ゆえ、なのかもしれませんが)
毎回結構難儀しながらやっとこさ登る、という感じです。
「自然界にいるカメさんもこんなだっけ?」
よく考えたらこんな風に島が浮いてる状態って不自然…
湖や河川の甲羅干しスポットって、もっと傾斜が緩やかで
登りやすい場所が多いんじゃなかろうか。
然るに小さい浮き島を利用して踏み台になる足場を設置しました。
場所も取らないしなかなか良い塩梅。
でも、どうしても2つ付けた吸盤の片方が外れてしまう…。
大きい吸盤に変えてみてもやっぱり同じ。
「おっかしいなぁ」と思いつつ眺めていたら
ひょこっとケビタが近寄ってきて、吸盤取外し用のポッチを
器用にくわえて外しているじゃありませんか!
くわえると外れるのが面白いのか、単に出っ張りが気になるのか
よく分からないけど外出中に外されると困るから
「それ外しちゃダメでしょ!」と注意したらケビタは何やら不満顔。
「怒られた……」
「お前のせいだーーーーー、ガブッ!」
「あ、こっちも外しちゃおっと♪」
好奇心が強いので、レイアウトはガンガン壊されます。
ヒーターも外してた事があるあし、オシャレな水草もあっという間に
かじられてヒイラギの葉っぱみたいになっちゃう。
ちなみにレンガのハーフブロックを3段積みして足場にしてみたところ、
これも動かされていました。3Kg弱あるハズなのに…。
恐るべしカメパワー。