水槽アップグレード前のケビタとケビジ、
朝から晩までくっ付いて行動を共にしていました。
水槽が手狭だったという物理的な事情に起因しているのか
根っからの仲良しなのか…。
「起きた~」
「昼寝する~」
「遊ぶ~」
「甲羅干す~」
「寝る~」
ナゼそこまで!?
ナゼそこまで!?
で、大きい水槽になってからどうかといえば…
やっぱりくっ付いています。
昨日なんてケビジが水流で流されつつケビタの口元に
スーッと近寄っていって「chu♡」してました。
一般的にはカメさんは仲間意識が無い生き物と言われています。
でも、ひっくり返った仲間を助けるリクガメさんがいるぐらいだから
そうとも言い切れないんじゃなかろうか?
世の中に100%絶対なんて事はあり得ないし。
以前、某水族館でスタッフの方に尋ねたところ
「自分が行きたい方向にひっくり返ったカメがいただけ」と一蹴されましたが。
改めて「ひっくり返ったカメを助けるカメ」映像を見直してみました。
通りがかった足を止め、近づいてカメ語で何やら会話(?)した後、
ヨイショ、ヨイショと押しやっている姿は感動を覚えるし
少なくともこのカメさんに関して言えば、前述のような
「たまたま通り道にひっくり返った仲間がいた」という状況とは考え難い。
そこには、互恵的利他行動とでもいうか、何かしらの協力行動があったように
思えてならないのです。