天王寺動物園のカメさん達に会いに行ってきました。
爬虫類生態館「アイファー」の鬱蒼としたジャングルのようなエントランス。
最初に現れるのが「サイプレス・スワンプ」と呼ばれる
北米の温帯湿地を再現した展示。
木々が生い茂り倒木が横たわるこのスペースには
キバラガメ、ミシシッピアカミミガメ、リバークーター、ワニガメ、
ニセチズガメ、ハーバーチズガメ、アメリカハコガメが
ワニやヘビと仲良く(?)同居。
【ワニガメ】
舌の突起物を疑似餌代わりにプルプル震わせて獲物を狙っていました。
【キバラガメ、ミシシッピアカミミガメ】
【クサガメ】
ポーズが決まってます。
クサガメといえば何といってもこのマンガみたいな目が独特で可愛い。
【アメリカハコガメ】
【ヌマヨコクビガメ】
【タイマイ】
体長約40cm、育ち盛りで元気いっぱい。
水槽狭しと泳ぎ回っていました。
【ホウシャガメ】
【インドホシガメ】
大人ガメは殆どみんな寝てます。
そんな中でひとり、赤ちゃんガメだけは元気いっぱい。
2012年11月生まれのおチビさん。
水を飲むのも一苦労。
目一杯、背伸びしても届かなくて足が浮いてます。
エレベーターにもカメさんのデザインが施されていました。
目立たないところもお洒落!
【アルダブラゾウガメ、スマトラムツアシガメ、ヒョウモンガメ、ケヅメリクガメ】
夏の間だけ屋外のヒツジ牧場の隣に放牧(?)されているリクガメ達。
仲良く闊歩するアルダブラゾウガメ
草を食むヒョウモンガメ
ウトウトお昼寝中のケヅメリクガメ
アイファーと屋外リクガメ牧場の他にも、ミシシッピアカミミガメが
ヌートリアと一緒に外のお池にいました。
何やらお触れのような物が…
【告】
「ここに飼はれし動物たちは「外来生物」此れすなわち人の手により
異国の地から渡来し、日本にて野生化した動物たちの一群なり。
この外来種の繁栄により、あるものは住み家を追われ、あるものは食い尽くされ、
あるものは雑種が生じ、今や多くの日本産生物が危機を迎えている。
しかし、これら外来生物に罪はなし。人の手により故郷より持ち込まれ、
人の手により日本に捨てられ、生き抜いた果てに悪者と称される。
彼等もまた被害者の一部なり。」
身勝手な人間たちの所業により被害を被るのはいつも弱者たる動物たち。
このような問題提起がより多くの人たちに目に留まり、
社会全体で改善に向けた取り組みがなされ、
不幸な動物がいなくなる事を切に願います。
天王寺動物園を訪れたのは先週末。
この日の大阪は茹だるような暑さでクラクラしましたが、
アイファーは空調が効いてて快適♪カメ充実度も高し!
早期再訪を目論みつつ帰路に着きました。