カメさんは基本的にはスキンシップ嫌いで、
過度の触れ合いはストレスになると言いますが、
「育った環境」や「個体差」、「慣れ」というものはあるようで、
ケビケビにもそれぞれ触っても大丈夫な時、と言うか
どちらかと言うと進んで触らせてくれる時があります。
ケビジの場合は甲羅干ししている時。
甲羅を撫でてあげると、「掻いて~♪」とばかりに体を押し付けてきます。
ちょっとずつ動いて、掻いてほしい場所を変えたりも。
「今度はここ~♪」
でも、甲羅干しの時以外は決して触らせてくれません。
ケビタは何故か新幹線に乗っている時。
頭や喉を撫でてあげると目が段々トロ~ンとしてきて
その内に目を瞑ってウットリ。
「ねむくなった…」
「新幹線乗車時限定」で、普段は嫌がって暴れます。
先日、水中でまどろんでいる時に、ついうっかり喉を撫でたところ
即、ガブッと噛みつかれました。微妙に甘噛みだったけど。
ただ、一度だけ例外が。
何故か突然狂ったように暴れて泳ぎ始めた時があって、
とりあえず落ち着かせるために水槽から出してタオルでくるみ
甲羅をトントンしたりナデナデしたりしたのですが、
この時ばかりは大人しくされるがままになっていました。
しばらくして我に返り、「水槽に戻る!」という顔で暴れ始めたので
戻してあげると、 何事も無かったかのように落ち着いていました。
アレが何だったのかは未だにナゾですが、
カメさんは、彼らのペースさえ尊重してあげれば、
ストレスを与えず心地よいスキンシップができる生き物だと
身をもって知りました。