カメづくし

ノロマ?カワイイ?ユーモラス? 見れば見るほど面白い。知れば知るほどハマっていく。 キバラガメのケビタとケビジの日常を通して奥深いカメの生態を浮き彫りにし、その魅力を掘り下げるカメブログです。

◆カメとのコミュニケーション【スキンシップ編】

カメさんは基本的にはスキンシップ嫌いで、

過度の触れ合いはストレスになると言いますが、

「育った環境」や「個体差」、「慣れ」というものはあるようで、

ケビケビにもそれぞれ触っても大丈夫な時、と言うか

どちらかと言うと進んで触らせてくれる時があります。

 

ケビジの場合は甲羅干ししている時。

甲羅を撫でてあげると、「掻いて~♪」とばかりに体を押し付けてきます。

ちょっとずつ動いて、掻いてほしい場所を変えたりも。

  

「今度はここ~♪」

f:id:tarojiroko:20130712214352j:plain

でも、甲羅干しの時以外は決して触らせてくれません。

 

ケビタは何故か新幹線に乗っている時。

頭や喉を撫でてあげると目が段々トロ~ンとしてきて

その内に目を瞑ってウットリ。

 

「ねむくなった…」

f:id:tarojiroko:20130731130005j:plain

「新幹線乗車時限定」で、普段は嫌がって暴れます。

先日、水中でまどろんでいる時に、ついうっかり喉を撫でたところ

即、ガブッと噛みつかれました。微妙に甘噛みだったけど。

ただ、一度だけ例外が。

何故か突然狂ったように暴れて泳ぎ始めた時があって、

とりあえず落ち着かせるために水槽から出してタオルでくるみ

甲羅をトントンしたりナデナデしたりしたのですが、

この時ばかりは大人しくされるがままになっていました。

しばらくして我に返り、「水槽に戻る!」という顔で暴れ始めたので

戻してあげると、 何事も無かったかのように落ち着いていました。

アレが何だったのかは未だにナゾですが、

カメさんは、彼らのペースさえ尊重してあげれば、

ストレスを与えず心地よいスキンシップができる生き物だと

身をもって知りました。