ケビタもケビジも「ここ掘れワンワン」ならぬ、「ここ掘れカメカメ」とばかりに
水槽の底を一心不乱に掘っている事があります。
ケビジの場合はひたすらホリホリ
ホリホリ
ホリホリ
ホリホリ…
ケビタの場合はホリホリしている間に
睡魔に襲われてついウトウトしちゃったり
「アレ?今、何かしてたような…」
「何だったっけな?」
ウチの水槽は所謂ベアタンクで底砂や砂利は敷いておらず、
大きめの石と小石を散りばめてある以外は水底が鏡のようになり
そこに映る自分の姿を追ってるのかな、とも思うんですが
小石を掻き分けたり大きな石を引っくり返したりして何かを探してるような仕草も。
「もしかして水底に何かいるの!?」
思い当たるのは、数日前から水槽掃除の時にたまに見かけるミミズのような生き物。
体長約2cm、茶褐色のウニョウニョ泳ぐ気味悪い物体で
両端に吸盤があるらしく引っ付いたらちょっとやそっとじゃ離れない。
うんちから出てきた寄生虫の可能性も疑ってみたけど
よくよく調べてみるとどうやらヒルっぽい。
侵入経路は恐らくホテイ草。これでもかと言うぐらい洗ってるのに…。
ホテイ草の根に付いてきたとしたら、ハナビルかイシビル辺りか。
ハナビル(鼻蛭)は吸血性でその名の通り人間の鼻の穴にも寄生するというから
かなり厄介そうだけど、姿形からするとイシビルのような気が。
イシビルは淡水種のヒルで吸血などの害は無く、
野生のイシガメやクサガメは冬眠明けにこれを食べて胃腸を整えるというから
それほど心配しなくていいのかも。
とはいえ「ケビケビが丸飲みしちゃって体内で寄生してたらどうしよ~!?」
と気になって目覚めの悪い朝でした。