ケビケビがまだ小さくてバブバブだった頃には
手渡しでおやつをあげるのが毎日の楽しみだった。
何しろ甲長3cmのチビさんだから、少々噛まれても然程痛くはなかったし。
それが今じゃケビタなんて脱皮した自分の甲羅ですら
バリバリと噛み砕いて食べちゃうほどすっかりパワフルに成長して、
フードにしろおやつにしろ、手からあげるなんてまず無理!
だけど、ケビジの場合は食い付き方がソフトなので今でも手渡しであげられる。
「ケビジ~、エビちゃんだよ」
ケビタと違って予想外に断られる時も稀にあるけど。
朝ゴハンを食べ終わるといつも通りサッサと干し干しを始めるケビジ。
ケビタの執念に圧倒されておやつをあげてるとつられて降りてきたりもするけど、
最近はイチイチ浮き島から降りなくてもおやつを食べられる楽ワザを見出したっぽくて
島の上から器用に顔だけ水に浸け、「ゴックン」と水を飲んでエビを飲み込む。
残りのエビは適当にパラパラッと水面に落としておくと、
水流に乗ってやがてケビジの目の前に流れてくる。
だけど、ご機嫌な様子で次なるエビの漂着を待っていると・・・
うっかり水中に落ちるの巻。
◆ワビ&ガブ◆
まだ冬眠入りはしてないと思うけど、このところ寒波の到来で寒い日が続いていて
めっきりワビ・ガブコンビに会えなくなってきた。