カメづくし

ノロマ?カワイイ?ユーモラス? 見れば見るほど面白い。知れば知るほどハマっていく。 キバラガメのケビタとケビジの日常を通して奥深いカメの生態を浮き彫りにし、その魅力を掘り下げるカメブログです。

◆騒音問題

先週、マンションの上の階で改装工事が始まったようで、

真上でもないのに1日中「ウィ~~~~ン!」だの「カン!カン!カン!カン!」だの

結構な騒音で仕事してても気になってしょうがない。

この冬はプチ冬眠もしないから午前中は大体いつも陸地で干し干ししながら

マッタリ過ごしてるケビケビだけど、ケビジはこの騒音でどうにも落ち着かない。

干し干ししてても工事の音が聞こえるとすぐ降りちゃうし、

静かになって浮き島に上がろうとしてもまた音がし始めると止めてしまう。

 

「ケビジちゃん、干し干し止めたの?」

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「うるさいけど大丈夫だから干し干ししてごらん」

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やれやれ、ケビジはちょっと神経質なところがあるからなぁ。

「ところでケビタはどうしてるかな?」とお隣を見やると普通に干し干しに興じてる。

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「あら、ケビタは平気なの?」

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昔は掃除機を掛けただけで「ワシャワシャワシャ~~~~~ッ!」と

血相変えてダイブしてたのがウソみたいにどっしりしてるケビタなのだった。

 

 

◆ワビ&ガブ◆

最近、陽射しがあって風が無いと日中は温かい日もあったりする。

一昨日「もしかしてワビ・ガブに会えるかも?」と思って様子を見に行ってみたけど、

どっちも姿が見えなかった。でも、ちゃんと冬眠できてるってことだから、

ちょっとホッとしたような、でもやっぱり寂しいような。

 

◆吟味するカメ

いつもネットでまとめ買いしてるケビケビのフードや濾材が届いたので

梱包を解いて商品をひとつずつ取り出して棚に入れていたら、

ケビタが寄ってきてイチイチ食い入るように見つめてた。

 

「残念ながら食べ物じゃないよ」

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ケビジにも見せてみると何故か怖がってバック泳ぎで奥に引っ込んじゃった。

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「これはキミたちが大好きなやつだね」

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パンのパッケージは完璧に覚えてると思われる。

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ケビジは穴が開きそうなくらい凝視。

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で、今回注文した品々の目玉はコレ。

尿酸事件以来、エビはあまりあげないようにしてたもんだから

開封したまま日にちが経ってしまったので、おニューの川エビを購入。

ケビケビの大好物だし、たまにちょっとあげるくらいなら良かろう。

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中身はこんな感じ。このままガサッと指を入れると

まず間違いなく脚やら尻尾が刺さって痛い思いをするので要注意!

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「ケビタちゃ~ん、コレ、な~んだ?」
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初めて見るパッケージなのに野生の勘で美味しいものだと分かってるところが

恐るべし。早速、浮き島の上に置いてみたものの、久々過ぎ且つエビが小さ過ぎて

なかなか見つけられずムッとするケビタ。

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同、ケビジ。

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狂喜乱舞しながら久々のエビ(たった3匹だけど)を堪能したケビケビなのだった。

◆水槽の買い換え時

去年の年末、ケビジ用の新しい水槽をセッティングし終わって

一息ついたところでふと思い出した。

 

「あ、まだやることあるんだった!」

 

その日のお昼前にケビケビの様子を見に行った時のこと。

ケビジが浮き島の穴にハマって落ちそうになってるじゃあ~りませんか!

転落防止用に設置してるネットが、紫外線灯の影響か経年劣化なのか

ところどころ折れてきてるのに気付いてはいたんだけど、

新しくしようにも同じものが手に入らなくてそのままになっちゃってたのが

いつの間にか亀裂が大きくなってケビジがハマってしまった模様。

 

「ごめんごめん!すぐ直すから上がっておいで!」

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「う・・・?」

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とりあえず手持ちの材料で補強した裏面。

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表面。これでしばらくは大丈夫かな。

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因みに、新調したケビジ水槽は流石にシリコン部分も底面もまだピッカピカ!

一方、シリコンは苔付き放題だし、底面も細かい傷でくすんでるケビタ水槽が

不憫な気がしなくもない。

ケビタ水槽を買ったのは確か2013年だからもう7年か。

大型水槽の買い換え時がよく分からないけど、そろそろ買い換えた方が良いのかなぁ?

でも、まだ使えるし、う~ん・・・・・・

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「ねーねー、ケビタちゃんは新居欲しい?シ・ン・キ・ョ」

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「いや、食えんよ」

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あっ、そう。

◆予期せぬ出来事

それは去年のクリスマスの朝のこと。

いつものようにケビジに「おはよう」と声を掛け

ふと水槽に目をやると、何だか底面が白っぽく変色してる。

昨日の夜にはこんなのなかったのに・・・

 

「何だ?これ」

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しかも、始めは半分ほどの面積だった白い縞々は

みるみるうちにその範囲が広がって水槽の底全体を占めるほどに。

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見たところ水槽に目立ったひび割れや水漏れはなさそうだけど、

これはどう考えても底面のガラスの下が浸水してるとしか思えない。

「そのうち水が漏れだしたら・・・」と思うと気が気じゃなくて

外出もままならないし、仕事をしていても気になって仕方ない。

この状況、看過して良いものかどうか判断できるのはやっぱり製造者?

ダメもとでメーカーにメールで問い合わせてみたらこのような回答が↓

 

・経年などにより水槽と底面枠の間に水が溜まった可能性がある

・溜まった水を抜くことはできない

・(程度にもよるが)基本的には使用上、問題ないものと考える

 

今思えば基本的に問題ないなら「使い続ける」という選択肢もあったわけだけど、

浸水の恐怖に耐えきれなかった私はこの回答をもらう前に

早々に新しい水槽を発注してしまっていたのだった。

そして、新水槽到着。水槽入れ替えという大仕事が終わってご対面したケビケビ。

 

「ん?ケビタ、どうした?」

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「なんか怒ってる?ケビジの水槽だけ新しくなったから???」

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ハラヘッタだけだった。

◆カメの視力②

カメって一般的にはあまり視力が良くないと思われているけど、

実際に一緒に暮らしていると、その情報は疑わしく思えてくる。

おやつのパッケージは決して見逃さないし、

より味が濃いであろう赤い色のフードを選んで食べてみたり、

つぶらな瞳の割には色んなものが結構よく見えてるっぽい。

人間は赤・緑・青の3原色までしか識別できないのに、

爬虫類や鳥類は3原色に加えて紫外線も見分けることができるって言うし。

ほえ~、透明な紫外線が見えるとは、カメって凄いんだねぇ!

 

「ホントに見えてるのかな?」

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試しに、お昼を過ぎても延々と甲羅干ししてるケビタ水槽の紫外線ライトを・・・

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パチッと切ってみる。

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その後、様子を見に行くと早々と降りて水中でウ~ロウロ。

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何度か試してみた結果、ケビタもケビジも同じ反応だった。

偶然か?はたまた「紫外線、消えちゃった」と確認しての行動か?

真実はケビケビのみぞ知る、なのだった。

 

◆それぞれの消灯タイム

夕方になると大体いつもちょっとだけおやつを食べて

5時頃にはライトを消して寝る態勢に入らされるケビケビ。

この日はおやつをあげる前にちょっと買い物に行く用ができたもんで

一旦消灯した後、帰宅して部屋に戻ってみると

最近、夜干ししながら寝るのがブームのケビジが早々と上陸して眠りこけてた。

 

「え、もう寝てるの?」

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「え~っと、おやつあるんだけど要らないか・・・」

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「ケビタは全然起きてるのね」

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そして、本格的に消灯。30分後に覗いてみるとまたサッサと上陸してたケビジ。

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「どれ、ケビタは・・・」

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いつ何時、空から食べ物が降ってきても大丈夫なように

四六時中スタンバイOKなケビタなのだった。