カメづくし

ノロマ?カワイイ?ユーモラス? 見れば見るほど面白い。知れば知るほどハマっていく。 キバラガメのケビタとケビジの日常を通して奥深いカメの生態を浮き彫りにし、その魅力を掘り下げるカメブログです。

◆神戸市立須磨海浜水族園【亀楽園編】

以前、訪れた時には完全にスルーしていた淡水ガメ研究施設「亀楽園」。

見渡す限りカメだらけのスペースです。

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ウジャ

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ウジャ

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 わらわらと寄ってくる寄ってくる。

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こちら保育園ゾーン。

ペットショップで売られているような小さいサイズの子もいました。

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この子は上陸するスペースが無いのか排水溝にしがみ付いていました。

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中にはこんな器用な子も。

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何故かハトも一緒に。

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大人ゾーンは甲羅干しの場所取り合戦が更に熾烈で

あっちこっちで「ゴトン」「バシャン」と引っくり返っていました。

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何本か浮かべてある流木を目掛けて一斉に登って丸太乗り状態。

やっと登ったと思ったら丸太が回転して全員転覆。

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これだけひしめき合ってるとなかなか思うように肢も伸ばせないようですが

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頑張って両肢ピーン!健気です。

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 この子は賢いですね。

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この子もかなり器用。

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ここは外来種を収容し在来種が生息可能な環境を研究するための施設だそうです。

見た限りでは殆どがミシシッピアカミミガメ

たま~にクサガメの姿が確認できる程度でしたが、

解説プレートによると他にニホンスッポンもいるらしいです。

スタッフの方に尋ねたところ、殆どが川で採集・捕獲されたカメで

現在約1,700匹が収容されているそうです。

どのカメも甲羅にポコポコと丸い穴があるのが気になったのですが、

個体を識別し数を管理するために開けられた穴との事でした。

カメがいっぱいいるのでカメ好きにとってはたまらないですが、

体調が悪いカメを収容する飼育器もあるものの、何せ数が多いので

冬眠に失敗したらしきカメや、斜めになってプカーッと浮かんでいたり

陸場で目を閉じてジッと動かなかったりするカメもいたり・・・

亀楽園と言ってもカメにとっては決して楽園というわけではなさそうです。

それでも、与えられた環境の中でみんな懸命に生きようとしていました。

大きいカメも小さいカメもどの子もみんな本当に可愛くて、

どうか健やかに過ごしてほしいと願わずにはいられません。