カメづくし

ノロマ?カワイイ?ユーモラス? 見れば見るほど面白い。知れば知るほどハマっていく。 キバラガメのケビタとケビジの日常を通して奥深いカメの生態を浮き彫りにし、その魅力を掘り下げるカメブログです。

◆サンシャイン水族館

リニューアル後、初のサンシャイン水族館に行ってきました。
今行くとどんな種類のカメさんが見れるのか、事前に電話でリサーチ!
バックヤードにいたアカミミさんも先月中旬から展示再開との情報を得て
いざ池袋へ!



ミシシッピアカミミガメ
味のある表情ですねぇ。
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ご本亀
スッポンモドキミナミコアリクイ、アルマジロ、魚、鳥、大勢と同居中。
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ヒラリーカエルガメ

英名はHilare's toad-headed turtle
「ヒラリーさんが発見したカエル顔のカメ」ってとこでしょうか。

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キバラクモノスガメ
みんなまだちっちゃ〜い
アッ!あの子、引っくり返っちゃった元に戻れるかな〜
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ヨイショッ!ヨイショッ!
ゴロン
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ふぅ〜、自力で元に戻りました
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パンケーキガメ
のお尻。
キバラクモノスガメ達のスペースに1頭だけ同居
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ビルマホシガメビルマムツアシガメ、ホウシャガメ
コーナーに位置する3種類同居の展示スペースは、
面積はさほど広くはないものの、凹凸や高低差のある立体的造形が
見事な展示スペースです。
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お風呂(水飲み場)にドッポンでご満悦
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リクガメさん達をよく見ると背甲に番号が書かれていました。
スタッフの方に理由を尋ねたところ、非常に興味深いお話を
聞く事ができました。

現在サンシャイン水族館で飼育されているリクガメは、
同館で繁殖された1頭を除き、全て海外から違法に輸入され
成田税関で押収された個体なのだそうです。

本国への返送に係るコストは先方負担となるため、
まず返送されるケースは無く、税関や警察からの飼育依頼に基づき
全国の水族館や動物園で飼育されているそうです。
従ってカメさん自体は日本にいても、所有権は本国に有り、
年に2回、各個体について本国との現状確認が必要で
識別のため便宜上、番号が振られているのだとか。

けれど、どこの施設でも受け入れられる頭数が限界にきており、
違法輸入自体を減らす取り組みが急務だけど、
即効性のある対策が無いのが現状のようです。
国際輸送されるだけでも大変なのに、密輸されたこの子達は
どれだけ劣悪な状態で辛い思いをした事でしょう。。。
密輸大国ニッポン、恥ずべき事です。


リニューアルされたサンシャイン水族館は、1・2Fが水族館ゾーン。
外に出ると、ペンギンやアシカがいるマリンガーデン(屋上階)があって、
ヤシの木等、緑も多く天気も良かったのでとても心地よい空間でした

入場料(大人)1,800円。
年間パスポートは4,000円なので入場料約2回分、
食事・買い物・プラネタリウム入場料の割引特典も有りとてもお得です

http://www.sunshinecity.co.jp/aquarium/index.html