それは、強制日光浴を終えてケビケビを水槽に戻して間もなくのこと、
突然、ケビジ水槽から「バシャバシャ」と水を掻き、砂利を蹴散らして騒ぐ音がした。
この音は、尋常ならざることが起きてパニクってるに違いない。
慌てて水槽を覗くと目を疑う光景が!
「ケビジの左手が無い!」
そ、そんなバカな!さっきまでは確かにあったのに・・・。
落ち着いてもう一度見ると手はあった。そりゃそうだ。
だけど、何故か甲羅の中から出せなくなってるらしい。
とにかくすぐに水槽から出して何とかせねば!
ケビジを持ち上げようとしたその瞬間、ひょこっと左手が出てきた。
こっちもパニクってて、一体何がどうなってそうなってたのか、
落ち着いて見極める余裕が無かったけど、
恐らくは、爪が甲羅に引っ掛かって出せなくなってたんじゃないかと思う。
直後の様子。まだ少しビビって左手を引っ込めてる。
それにしても、爪が甲羅に引っ掛かって手が出なくなるなんて、
そんなことがあるものだろうか?
ケビジは何でもそつなくこなす要領の良い子ってイメージだったけど、
意外とお間抜けちゃんなのか?
ま、自分でもワケ分かんないけどお手々が出ないから上手く泳げないし
相当ビックリしたんだろうなぁ。
こっちもビックリしたさ。