土まみれになった後、温浴したら急に甲羅干しを始め、おやつも爆食したケビジ。
翌日にはカメエサも少し食べ始め、それと同時にお卵コロリンの
ホリホリ行動はパタッと止めてしまった。
もう、ホリホリのホの字も無い。ホリホリの代わりに干し干しになった。
大好物のエビパンを丸ごとひとつあげてみた。
普段はちょびっとずつちぎってあげるけど今日は大盤振る舞いだ!
すぐに察知して寄って来るウチのハイエナ・・・いや、ケビタ。
翌朝もう一回温浴。でも、ケビジは大暴れして水槽に強制送還。
水槽に戻ると落ち着きを取り戻しておやつを食べ、
その後は水槽の底の方でジーッとしてる。
あれこれ試し過ぎて緊張させちゃったかな・・・。
一方、ケビタは温浴しながらモリモリ食べて、怒涛の如く便通があったようで
一気に水が汚れてしまったので、前日に換えたばかりだけど水換えする事に。
作業を始めると、元気の無かったケビジが何故か急に動き出して、
主不在のケビタ水槽から水が抜かれていく様子を不思議そうに覗き込んでる。
そして、水換えでバタバタしてる最中、ご機嫌な様子で干し干しを始めた。
「干し干しするって事は調子は良いのかな」
少し安心したのも束の間、いつの間にかまた水中に下りていて
今度はお尻の筋肉を収縮させてモゾモゾしてる。
目を凝らして見つめていると、お尻の穴から茶色い物が「ピョコッ」と出て・・・
引っ込んだ!ウンチのようでウンチでない。もしかしてあれは卵管!?
ケビタも心配そうに覗き込んでる。
心配してたら、今度はまたケロッと干し干しを再開し、
おやつの時間になると「位置について!」のポーズでダイブの準備までしていた。
「元気そうだけど何だか安定しないなぁ、やっぱり明日病院に行ってみよ」
心に決めた途端、翌日にはウソみたいに元気になって、
「チョーダイ!チョーダイ!」も復活し、ゴハンをペロリと平らげ、
おかわりの催促はするわ、朝も昼も夜も干し干しに勤しむわ、
すっかり普段通りに戻ったケビジなのだった。
「良かった良かった。元気が何より!でも、お卵はどこへ消えたんだろうね?」