朝ゴハンを食べ終わった後も、おかわりをもらおうとして粘るケビタ。
私の姿が見えなくなって、いよいよ何ももらえそうにないことを悟ると
「アカン、もう何も出んわ・・・」と渋々甲羅干しを始める。
でも、ケビタは超ポジティブ・マインドの持ち主。
本格的な干し干し体勢に入る前にうっかりちょっとでも近づくと
何かもらえると思ってすぐに降りて来ようとする。
「いや、あげないよ」
「あげないってば・・・」
無駄に軽すぎるフットワーク。
今度は這いつくばって何か探し始めた。
「もしかして、ゴハンの食べカス漁ってた?」
「いや、呼んでないけど?」
「近い近い!」
「ゴハン」って心の中で言っても聞こえてそうだな。
ケビタ3歳、キバラガメ、またの名をジゴクミミガメという。