ある日のお昼過ぎ、お散歩に行こうとしたらケビタは自主干し中、
ケビジは水中でウトウトお昼寝していた。どっちもどっちで快適そう・・・
かわいそうだから止めようかと思ったけど、ケビジだけでも連れて行く事に。
寝てるとこを起こされてご立腹のケビジちゃん。
「ケビタ~、ちょっと行ってくるね」
無理やり起こされて不機嫌だった割には意外とノリノリのケビジ。
キャリーに入るや否や身を乗り出して暴れるけど、
景色が見えるとちょっと落ち着くらしい。
大人しく信号待ちしておられる。
「到着~!さて、今日は何しようかね?」
ウロウロ歩いてる内に鳩ポッポに遭遇。
例によってケビジは全く気にしないけど、鳩さんは不思議そうにガン見。
固まってる。
恐る恐る通り過ぎた後も何度も振り返る鳩さん。
この後、超音波を発する子供達がやって来て、
取り囲まれるわ、追いかけられるわ、行く手を塞がれるわ・・・
ケビジが踏んづけられそうでお散歩どころじゃなくなったのでやむなく帰宅。
「ケビタ、ただいま~」
公園ではお散歩中のワンコにも出会ったりするけど、
ケビケビが体格差のある生き物にも全く動じないのは
やっぱり甲羅という防衛手段があるからかな?
初めての場所でも物怖じしないし、未知の生き物に出会っても無関心。
臆病な生き物という割に、お散歩中は妙に大胆不敵になるケビケビなのだった。