カメづくし

ノロマ?カワイイ?ユーモラス? 見れば見るほど面白い。知れば知るほどハマっていく。 キバラガメのケビタとケビジの日常を通して奥深いカメの生態を浮き彫りにし、その魅力を掘り下げるカメブログです。

◆豪雨ニモマケズ、工事ニモマケズ

いつの頃からかベランダ日光浴にハマったケビタ。

適当なところで切り上げて帰って来てくれれば楽なんだけど、

余程のことが無い限り自分からは帰って来やしない。

この前、仕事をしているうちにお迎えに行くのをすっかり忘れてしまって

慌ててベランダに出てみたら、ケビタの姿が見当たらない。

「まさか、転落防止柵を乗り越えて落ちてないよね!?」

恐る恐る駐車場を見下ろしてみても落ちた形跡は無い。ふぅ~・・・

なら、どこかにいるはず。床に這いつくばってキョロキョロ探してたら、

園芸資材を置いてる棚の下でかくれんぼしてた。

 

「もう~、勘弁してよ」

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ケビジは前回の産卵から3週間ほど経って、抱卵の兆候が無いから一段落したっぽい。

一方、ケビタはまだまだ産む気満々でまたまたいつもの公園に。

悪いことに集会所の改装工事が始まったみたいで、

奥の方のお気に入りのエリアには工事車両が止まっていて大勢の作業員の姿が。

でも、そんなことは微塵も気にする様子は無く、

目的の方向に向かってズンズン突き進んで行く。う~ん、カメっぽい。

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幸いお気に入りのホリホリ・スペースの辺りは封鎖されていなかったので

無事に産卵出来た。

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今回は6個。

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その約1週間後。今度はケビジの番。前回の産卵から1ヶ月経って、

今年はもう産まないかと思ってたけど、ケビタに触発されたのかしら?

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可愛く2個。数は少ないけど、ひとつは長さ4cm超の特大サイズだった。

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その後もまだタマゴ製造中と思われるケビタ。

干し過ぎて水中に顔を突っ込んだまま爆睡してる。よく溺死しないね。

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そして、前回の産卵から約10日経った頃、またまた「公園行くぞー!」が始まった。

だけど、連日の雨で足止めを食ってしまい、水槽から出ようとしては

バランスを崩し「ドンガラバッシャーン!」と転がり落ちて背中から着水を

延々と繰り返した末、数日後に雨の止み間を狙ってようやく公園に来ることが出来た。

でも、前回まで入れていたお気に入りのエリアがゲートで完全に封鎖されて

入れなくなってしまってた。そのせいか、念願の公園に来たはずなのに、

公園から出て何処かに向かおうとするケビタ。現実逃避?

 

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園内に連れ戻したら連れ戻したで水たまりの誘惑に負けてダイブ。

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梅雨末期の豪雨でどこもかしこもぬかるんでるし、水たまりだらけでホリホリ断念。

翌日、雨が止んだタイミングで再挑戦。道路側からいつもの産卵スペースに入れて

無事、産卵まで漕ぎ着けた。

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この日はあっという間に産み終わって埋め埋め作業に突入。

尚、産んだタマゴをタマゴ泥棒に回収されてることには気付いていない模様。

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今回は5個。

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これで今年は仲良く7回ずつ産卵したケビケビ。

今回で産み留めになりますように!