今シーズンもまた何かに取り憑かれたようにいそいそと産卵に励んだケビケビ。
8月に入ってからはスイッチが切れたみたいにパタッと干し干ししなくなり、
かと言って暑過ぎたり豪雨続きだったりでベランダ日光浴もさせられず、
ただひたすら食っちゃ寝の生活。でも、産卵期間中は水槽から出ようとして暴れては
引っくり返って背中からダイブの繰り返しでそりゃもう騒がしかったから
やっと訪れた平穏を噛みしめている今日この頃。ところがそんなある日、
再びケビ部屋から「ガッタンガッタン!」とけたたましい音が。
「まさかまたタマゴがっ!?」
恐る恐る様子を見に行ってみると、音の主はケビタで
水槽用冷却ファンの吹き出し口をかじろうとして格闘してるところだった。
狙いを定めてロックオン。
何気にケビジ(左)もケビタの真似してクライミングし始めた。
ケビタは爪先立ちで目一杯背伸びしてる。この高さはさすがに無理だと思うけど、
背伸びしても届かない場合はジャンプするという裏技も持ち合わせてるから侮れない。
タライ食堂で朝ごはんをあげる時にもその特殊能力は遺憾なく発揮される。
タライの淵に手を掛けて思いっきりジャンプ!!想像以上に高いところまで届いて
危うく指をかじられるとこだった。
この頃は指だけじゃなくて膝に食い付こうとしたことも。
どう考えても口に入らないものでも果敢にアタックして食べようとする。
この時の被害者は水中パイプ。
そのチャレンジ精神には天晴だけど、いい加減にしないとアゴ、外れるよ?