カメづくし

ノロマ?カワイイ?ユーモラス? 見れば見るほど面白い。知れば知るほどハマっていく。 キバラガメのケビタとケビジの日常を通して奥深いカメの生態を浮き彫りにし、その魅力を掘り下げるカメブログです。

◆産卵はじめました

ケビケビ地方で桜の満開が宣言された3月29日。

ケビジの食べムラは日に日に激しくなり、ついにフードを一切食べなくなって

いよいよ今年も公園での産卵チャレンジが始まった。でも、学校が春休み真っ只中で

いつもの公園は子供たちで賑わっていて、とても落ち着いて産卵できそうにない。

そこで、普段はあまり行かない近所の公園に行ってみた。

ここのブロック塀の陰もケビジのお気に入りの産卵スポットだったんだけど、

改修工事を経て金網フェンスになっていて通りから丸見えになってしまってた。

そのせいか小一時間ほどウロウロしても一向にホリホリする気配が無くて、

集会所前で立ち尽くすケビジ。

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仕方なくちょっと遠い3丁目の公園まで足を延ばしてみたら、

人影はまばらで子供の姿も無い。ヨシ、これはチャンス!

 

植え込みの中にガシガシ分け入って「ケビジを探せ」状態に。f:id:tarojiroko:20220329160910j:plain

 

枯れ木の中にも突入。「ケビジを探せ」第二弾。

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日も暮れかかった頃にようやく産卵態勢に。

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穴掘りアシストしながら小一時間経過。チト疲れたのでチャリンコに腰かけて

しばし待ってると・・・

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今季初産卵は可愛らしく2個。

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この日、公園で出会ったおばちゃまに何故か韓国のりをもらったケビジ。

その方は爬虫類は苦手だそうで、カメの可愛さは理解してはもらえなかったものの、

ケビジの産卵に対する情熱に心動かされるものがあったのかも?

何故、韓国のりだったのかは分からんけど。

 

それから2週間後。早くも2度目の産卵に挑むケビジといつもの公園に来てみると、

桜はほとんど散ってしまってところどころ残ってる程度になってた。

でも、ホリ場を探すケビジの後を付いて歩いていたら

木の幹に付いた天然のブーケみたいな桜を発見!

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ド根性桜を愛でていたら、その木の根元でホリホリを開始していたケビジ。

この日は超早業でホリホリ、産卵、埋め埋めまで終わってしまった。

いつもこうだと楽なんだけどなぁ。

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この日は4個。

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と思ったら、帰宅後の水槽で・・・

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「おぉっ!」

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ミニミニタマゴを産卵していた。

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ケビジもケビタも頑なに水中では産卵しないけど、

やろうと思えば水中産卵できることが判明したケビジなのだった。