暖房を付けて部屋が暖まると、ケビジがご機嫌で干し干しし始める。
だけど、今日はゴハン抜きデー、そして、水換えの日。
本当に心苦しいんだけど、干し干しを中断して待合室に入ってもらわねばならない。
待合室のプラケースに気付いた模様。
逃亡体勢に入っている。
先にケビタの身柄確保。
人聞きの悪いこと言わないで。
ビビるケビジ。
「さっ、ケビジちゃんも入ろうね・・・んっ?あれっ?離れないな・・・」
「ケ、ケビジちゃん・・・」
「アンヨ離してよ~」
そんな、この世の終わりみたいな顔しなくても・・・
ネットに足の爪を引っ掛けて必死で抵抗するものの
抵抗むなしく身柄確保されたケビジであった。