日々、その日その日の用事に追われている内に今年もまたツルッと過ぎてしまった
ケビケビの誕生日。
そして今年もまた、ケビコが旅立ちケビジがやって来た今日という日に
誕生祝いをする羽目になってしまった。
とは言え、今年はあまり時間が無くて祝い膳が準備出来ず、
ベランダという名のオープンカフェで特製の巨大エビサンドを振る舞ったのみ。
おさかなパンにエビとプチトマトとニンジンのスライスを挟んだ一品。
それでも美味しそうな匂いを嗅ぎ付けてにわかに色めき立つケビケビ。
サーブする前に食べられてしまいそうな勢い。
お膳を置くや否やあっという間にさらわれた。
食べそびれたトマトもちゃんと拾って食べるケビタ。
「はい、じゃあこれにて祝い膳は終了！美味しかった？」
「だって、これから用事があって出掛けなきゃいけないんだもん」
何はともあれ、この子達がこの世に生を受け、
縁あってウチの子になってくれた事に感謝感謝！
ケビタ、ケビコ、ケビジ、ありがとう！！！
【７／２４】
ワビの姿が見えないので先にガブのところに行ってみた。
コーナーでスタンバイ。隣で鯉もスタンバイ。
鯉のバキューム攻撃にも屈せずコーナーを死守。
もう一度見に行ってみたらワビが出て来てた。
暑過ぎてどこかで涼んでいたのかも。
食欲は全く落ちず。
暑いけど冬場に向けてしっかり栄養を摂ってちょうだいね。
【７／２６】
大盛りゴハンを見つめるワビ。
欲張って頬張り過ぎてお口からはみ出たフードを鯉に取られる事も。
ガブの甲羅、コケコケで緑化してるような・・・
歯ブラシで掃除してあげた方が良いのかしら？
いや、歯ブラシじゃムリか。
毎日たくさん食べてたらケビケビみたいにタマゴ作り始めそうでコワイから、
ワビとガブのところに行くのは１日おきにしようと思う。
本当はもっと間隔を空けた方が良いかもしれないけど、
顔を見ない日が続くのもそれはそれでコワイ。
極力手を出さず見守るのって難しいなぁ～。
今年は去年までとはカメが変わったように産卵しまくってるケビタ。
やっぱり記録更新を狙っているのか？
はたまたケビジへの対抗心か？
どっちにしてもまだまだ産む気満々っぽい。
でも、何度か公園に連れて行ってみても
ウロウロするばかりでなかなか産む気配が無い。
やっとホリホリが始まったと思ったら木の根っこがあって挫折したり。
それでも強引にオシッコを掛けて掘り進めようとしてたけど、
さすがにムリがあるでしょ。
何度目かの挑戦ではついでにケビジも連れて行ってみた。
ケビジと一緒だと競争意識が働くのか一目散にどこかに突進して行ったケビタ。
と思ったら性懲りもなくまた同じ場所でホリホリしてる。
仕方ないからなるべく近くで根っこの無さそうな場所を探して穴を掘っておいて、
少しずつケビタを移動させて、まんまと穴のすげ替えに成功！
そして何と！ケビジもあっちでホリホリし始めてる！
両方を行ったり来たりしながらホリホリの手伝いをしている内に
ケビタが凄い勢いでタマゴを産み始め・・・
サッサと産み終わっていつものように徘徊。
「まだホリホリしてるからもうちょっと待っててね～」
ケビタのタマゴを洗ってケビジのところに戻ってみると、
今度はケビジが産み始めてた。
徘徊に飽きて戻って来るケビタ。
今回は８個も産んだケビタ。
ケビジは６個。
今回、産卵の兆候でケビタが毎日何度も何度もウンチをするようになった時、
ウンチの中に黒い塊が入っていて、ギョッとして分解してみたら甲羅がドッサリ！！
でも、もっとギョッとしたのは、ホースのホルダーのキャップが
赤茶色に染まって出て来た事。
２～３ヶ月くらい前から行方不明になってて嫌な予感はしてたんだけど、
試しに残ってる方のキャップを引っ張ってみてもビクともしないし
「さすがにコレを外すのは無理でしょ」とか思ってたのよね・・・
タマゴに押し出されて宿便のように出て来たのかしら？
もしもこんなのが腸に詰まったままだったら？ゾゾゾ～ッ！！
コワ過ぎるよ、ケビタ～！
◆ワビ＆ガブ◆
【７／１９】
勢いあまって乗り上げるワビ。
ウロウロ～。
ウロウロ～。
ウロウロ～。
浅瀬に居たガブ。
ここだと鯉に邪魔されにくいけど、流れが急なもんで食べ損ねちゃって
結局は鯉に取られる確率大。がんばれっ！
フンガッ！
【７／２１】
この日はワビの姿が無くてガブだけ。
【７／２２】
ワビ。
やっぱり乗り上げちゃう。
ガブ。
マンガみたいなお目々♡
今日は夕方ちょっとだけ様子を見に行く機会があったんだけど、
フードを持って行くのを忘れちゃった！
元気そうな姿だけ確認しようとしてチラ見してたら目が合いそうになったから
慌てて視線を逸らして他人のフリして素通りしたのだった。
この夏、tarojiroko農園で初挑戦したイチゴ栽培。
水やり、肥料、剪定、虫除けのレモン水スプレー・・・
毎日せっせとお世話をしてようやく２粒を初収穫。
小粒だけど赤く色づいて食べ頃な感じ。
フルーツミニトマトは大豊作。
美味しそうなのでケビケビにも少しおすそ分け。
イチゴとトマトを一切れずつカットして浮き島に並べてみたら、
イチゴに食い付いたものの食べ損ねて落としちゃって水中をフワフワ～、
残ったトマトに食い付こうとして格闘するケビタ。
踏ん張る足場が無いから何度も転覆しては戻ってきて再挑戦してる。
赤くて美味しそうなおやつに熱視線を送るケビジ（手前）とケビタ（奥）。
ケビジはトマトから。
「お味はどう？」
まだトマトと格闘してるケビタ。
難なくイチゴもゲットするケビジ。
トマトを取り損ねて遠くに飛ばしてしまったケビタ。
放っとくと永遠に食べられそうにないから取ってさしあげた。
この夏、またひとつ好物が増えてしまったケビケビなのだった。
【７／１７】
カメさんは食べたものをそんなにガンガン消化する生き物じゃないから
毎日毎日ゴハンやらおやつやらあげるのもどうかと思う。
とは言え、つい気になって様子を見に行ってしまうし、
行ってしまったら何もあげずにはいられないし・・・
「どうしたもんかねぇ？ワビちゃん」
「栄養が付き過ぎてタマゴ作っちゃったら産卵場所に困るしなぁ・・・」
「ねぇ、ガブちゃん」
【７／１８】
取りあえず、１日交替で「ゴハンの日」と「おやつの日」と分けてみる事にした。
今日は「おやつの日」でパン３つだけ。
「そんなんじゃ足りねーなぁ」って顔のワビ。
今日も「スイーッ」っと寄って来るガブ。
いつもより近い。朝方の雨でまたしても水位が増した模様。
にょきっ。
パクッ。
「おかわり！」
【７／１３】
ゴハンを前に目の色が変わってるワビ。
「あっ、ゴハンが来た」と方向転換するガブ。
いつものようにコーナーにスタンバイ。
待ちきれずに壁をよじ登ろうとしてる。
【７／１４】
前日と同じシチュエーションのガブ。
通り掛かりの人と喋っててワビの写真を撮り忘れた事に気付いて、
ワビのところに戻ってみた。
「あれ？またゴハンくれるのかな？」と不思議顔。
「ごめん、写真撮りに戻っただけだから」
【７／１６】
様子を見に行くのは１日おきにしようかと思って昨日は会いに行かなかったら、
今日は顔を見るなりモーレツな勢いですっ飛んで来たワビ。
「お腹空いてたんだねぇ・・・」
「たんとお食べ」
う～ん、やっぱり毎日行くべきか・・・。
今日は暑すぎたせいか干し干しはしてなくて浅瀬エリアでプカプカしてたガブ。
ワビ方式で階段にフードを置いてみたんだけど・・・
高さが微妙で食べにくそう。
「ならばパンをお食べ」
上手に「あ～ん」して食べた。
珍しく嬉しそうな顔のガブ。
去年、一昨年と年に２回産卵しなかったケビタが今年は既に４回、
ケビジは去年と同じ６回産卵して、さすがにそろそろ産まなくなるんじゃないかと
淡い期待をしていたんだけど、ケビケビパワーはそう甘くはなくて
ウンチしまくりの水換え地獄が再来。
まだあったのね・・・・・・
というワケで七夕だったこの日、２度目の産卵チャレンジ。
「さぁ、産むぜっ！」とスクラムを組む（？）ケビケビ。
どういうワケだかやたらケビジのホリホリを邪魔するケビタ。
まさかのホリ場乗っ取り計画！？
この日のケビタはウロつくばかりで本格的なホリホリはせず、
またまた植え込みに入り込んで置き物化。
「もしもし？産まないんならそろそろ帰りたいんだけど」
結局、ケビケビ共に産卵には至らず。その翌日、朝から２度目のチャレンジでも
やたらケビジが掘ってる穴を気にするケビタ。今度は穴乗っ取り計画！？
再度、帰宅。「タマゴ、まだ完成してないのかな～？」なんて思ってたら・・・
産んだ。
今回もフード１００粒完食。
完食して食べるものが無くなったら、埋め埋めが未完だった事を思い出した模様。
今回は５個。
「ケビジ～、ケビタは５個産んだよ」
ついでにケビジにも産んどいてもらいたいけど、干し干ししてるから気が引ける。
取りあえずパンをあげて水中へ誘って・・・
産んだ～！
恒例のフード１００粒。
ケビジもまた食べ終わった頃に埋め埋めを再開した。
ケビジも５個。
今回のギャラリーは４～５歳くらいの男児。
グローブとボールを持って来ていた割には全く使う気配が無くて
ちょいちょいやって来てはケビジの産卵を興味深そうに見ていた。
傑作だったのは、カメの生態についてあれこれ質問してきた彼が最後に言った一言
「カメのタマゴ、今晩の晩ゴハンのおかずにするんですか？」だった。
