ここ数日でケビジがフードを残すようになった。
陸地は保温球でぬくぬく、水の中もヒーターでぬくぬくしてるとは言っても
部屋の暖房は使ってないし、このところ特に朝晩は冷え込むから
空気感で冬の到来を察知して食欲が落ちてきてるのかしら？
この日もケビジはフードを数粒食べ残し、それをケビタが目ざとく見つけて・・・
暴君の襲来で踏んづけられるケビジ。
荒れ狂うケビタと怯えるケビジ。
とりあえずパンで釣って自分のタライにお戻り頂いた。
食べ物が無くなると私の手を食べようとし始めるんだけど、
コブラみたいに大口開けて追い掛けて来られるとマヂでちょっとコワイ。
次の日。全く同じシチュエーション。
あと一歩のところで滑って引っくり返るのは良いんだけど、
水しぶきがハンパなくて周りが水浸しになっちゃう。
迷惑顔のケビジ。
一度や二度引っくり返っても全然へこたれないケビタ。
虎視眈々とフードに狙いを定めてる。
襲撃される前にまずはケビジを救出。
この子はいつからこんな猛ガメになっちゃったんだっけ？
ま、元気が何よりだけどね。
夜、寝る前に必ずケビケビの様子を見るのが毎晩の日課。
ケビジは部屋が暗くなると寝て、明るくなると起きるという
実に分かりやすいサイクルで生活してるんだけど、
ケビタの場合は夜中でも寝ないでウロウロ動き回ってるし
寝てたとしても部屋が明るくなると一瞬で目覚めて活動を開始してしまうので、
変わった様子が無い事だけ確認したらなるべく素早く照明を消す事にしてる。
だけど、明るくなった瞬間のどう見ても寝ボケてるとしか思えない行動見たさに
ついつい長居してしまう事も。
この日は目が合うなりお互い硝子越しににじり寄って・・・
睨めっこでもしてるみたいに見つめ合ったまま動かない。
と思ったら突然ピロピロしてみたり。
と思ったらオシリを持ち上げてぴょんぴょん跳ねてみたり。
目覚めの行動のナゾは深まるばかりナリ。
◆ワビ＆ガブ◆
このところ寒い日が続いていてワビ・ガブには会えなくなっていたけど、
久しぶりに寒波が和らいで小春日和だった昨日、
「もしかして、陽気に誘われて出て来てるかも？」と思って
様子を見に行ってみたら・・・
ガブ、いたーっ！
昨日は姿が見えなかったけど、今日は出て来てたワビ。
声を掛けたら何故かスッ飛んで逃げてしまった。
ケビケビがまだ小さくてバブバブだった頃には
手渡しでおやつをあげるのが毎日の楽しみだった。
何しろ甲長3cmのチビさんだから、少々噛まれても然程痛くはなかったし。
それが今じゃケビタなんて脱皮した自分の甲羅ですら
バリバリと噛み砕いて食べちゃうほどすっかりパワフルに成長して、
フードにしろおやつにしろ、手からあげるなんてまず無理！
だけど、ケビジの場合は食い付き方がソフトなので今でも手渡しであげられる。
「ケビジ～、エビちゃんだよ」
ケビタと違って予想外に断られる時も稀にあるけど。
朝ゴハンを食べ終わるといつも通りサッサと干し干しを始めるケビジ。
ケビタの執念に圧倒されておやつをあげてるとつられて降りてきたりもするけど、
最近はイチイチ浮き島から降りなくてもおやつを食べられる楽ワザを見出したっぽくて
島の上から器用に顔だけ水に浸け、「ゴックン」と水を飲んでエビを飲み込む。
残りのエビは適当にパラパラッと水面に落としておくと、
水流に乗ってやがてケビジの目の前に流れてくる。
だけど、ご機嫌な様子で次なるエビの漂着を待っていると・・・
うっかり水中に落ちるの巻。
◆ワビ＆ガブ◆
まだ冬眠入りはしてないと思うけど、このところ寒波の到来で寒い日が続いていて
めっきりワビ・ガブコンビに会えなくなってきた。
このところケビタがめっきり甲羅干しをしなくなった。
「早々と取り替えた冬用の大きい保温球が暑過ぎたかしら？」
試しに浮き島を触ってみると、保温球が直撃する部分が温まり過ぎて
「温かい」というより「暑っ！！！」っていう感じ。
春秋用のものに戻して様子を見てみると・・・
「やれやれこれで一安心・・・」と思ったら、
今度は紫外線ライトの取り換え時期が過ぎてたのを忘れてて、
買い置きがひとつしか無かったから慌ててネットで注文。
新しいライトを取り付ける前、いつもと違う薄暗さに違和感を感じたのか
訝し気な顔で見つめたまま上陸を躊躇するケビジ。
交換作業が終わるや否や上陸して満足そうに干し干し開始。
紫外線ライトが新しくなったことなど全く興味が無いケビタ。
おやつを食べるまでは干し干ししそうにない。
その迫力に負けてエビをあげてたらケビジもつられてダイブしちゃうんだけど・・・
食べ終わるとすぐに再上陸。
まだ満足できないケビタ。
「今、食べたじゃん。」
「ケビジはもういいの？」
荒れ狂ってぶくぶくを引っくり返すケビタ。
もしかして、干し干ししなくなったのって保温球とは全然関係無くて・・・
「腹が減って干し干しどころじゃないだけ」かもしれない。
◆ワビ＆ガブ◆
【１１／１４】
ワビ。そろそろ冬眠に向けてゴハンあげるの止めた方がいいかな～？
とりあえずこの日はパンをひとつだけ。
ワビにパンをあげた後、鯉がシッポで「バシャン！」と激しく水を打って
その後、ワビが鯉を追い回し始めた。
パンをもらえない腹いせにいじわるした鯉ｖｓ仕返しするワビ！？
この日はガブの姿は見えず。
昨日・今日と様子は見に行ってるけど、ワビもガブも姿が見えなかった。
この日は早朝バイトがお休み。
でも何となくいつもと同じ時間に起きてしまってケビケビのところに行ってみたら、
ケビジがマンガみたいな寝ボケ顔で寝ていた（起きていた？）。
その向こうでは朝っぱらからパワー全開で動き回るカメ影が。
「ケビタちゃん、キミは何でいつも起きてるの？」
ケビタのエンジンはいつもフルスロットルで燃費が悪そうだな。
こちら、まだエンジンが掛からないケビジちゃん。
それぞれ個性は違うけど、どっちも結構癒される。
◆ワビ＆ガブ◆
【１１／１０】
ワビ。
寒くなってきて去年と同様に食べるペースがとてもスローになってきた。
でも、まだまだ食べる。
【１１／１１】
ワビ。
最近、ネットが再整備されたのでちょっとゴハンがあげにくい・・・
そして、写真も撮りにくい。
ガブ、いたっ！けど、鯉が暴れたのでビックリして底の方に潜ってしまった。
この時季、ガブがいるエリアは陽当たりがイマイチで寒そう。
食欲もイマイチでパンをひとつ食べただけ。
このところケビケビの甲羅にコケが目立つようになってきた。
そう言えば、もう随分長いこと日光浴もさせてないなぁ・・・。
特にケビタは何故か甲羅干ししなくなっちゃって、
ここ１週間ほど自主干ししていないからたまには日光浴させなくちゃ！
というワケで久々に仲良くプラケースに入ってもらってベランダに出してみると、
陽射しがポカポカと暖かくてあまりの心地よさに思わず揃って置き物化。
置き物はものの５分と持たず、期を過ぎるとほぼ同時に暴れ始め・・・
プラケースで一緒になると、やたらケビタの下に潜り込もうとするケビジ。
小兵力士が大柄な相手の懐に潜り込もうとするのと同じ理屈かしら。
慌てる横綱。
いともあっさり引っくり返されるが・・・
復旧も早い。
ここ数日、毎日続けているこのベランダ日光浴、
昨日はあまりの気持ち良さにアンヨをピョ～ンと伸ばして
うっかり干し干ししそうになっていたケビタなのだった。
【１１／１】
ワビはお留守でガブだけ。
【１１／２】
ワビ。
ガブ。
【１１／５】
この日はガブの姿が見えなくてワビだけ。
【１１／７】
この日は逆にワビの姿が無くてガブだけ。
今日は立冬。暦の上ではもう冬。
ワビもガブも徐々に食欲が落ちてきてるし、会えない日も増えてきた。
ガブにとっては恐らく屋外で迎える初めての冬。
とにかく出来るだけ栄養を摂って何がなんでも無事に乗り切ってもらいたい（祈）。
いつもと同じ朝の食事風景。
いつもと同じように仲良く並んだタライで同じ朝食メニューを平らげ、
いつもと同じように自分のタライから飛び出しておかわりを催促するケビタと
いつもと同じように健気に残飯を漁るケビジ。
そんなケビジを見て残飯を横取りしようとするケビタ。
思わずケビジのタライに乱入・・・
とそこで自分のタライに残ったひとかけらのパンを発見して大慌てで戻るの巻。
それにしても、いつもと同じ日常がどれほど有難いものか
いつもと同じじゃない日常がやって来てみてつくづく思うもんだなぁ。
ケビタ、ケビジ、今日も元気でいてくれてありがとう。
【１０／２７】
この日はワビが留守でガブだけ。
【１０／３０】
ガブ。
ワビ。
