人生2度目の須磨海浜水族園(スマスイ)へカメウォッチングに行ってきました。
須磨の街を歩いていると道路にお洒落なウミガメのタイルが!
寒かったけど天気は快晴。水族館日和です。
水族館もやっぱりこの時期はクリスマス仕様です。
オーナメントにもカメさんが。
【大水槽】
オシッコを噴射しながら泳ぐウミガメ。ロケットみたい。
アカウミガメの子供が休憩しに来ました。何だか眠そう。
エイの子供と仲良く並んでお昼寝し始めました。
【ウミガメプール(本館3F)】
カプセルに入ったエサは1つ100円で無くなり次第終了。
プールの前に立つとエサをもらおうとしてワラワラと集まってきました。
ゴハンだよ~。
エサを奪い合うウミガメ達。
体が大きいので迫力満点!
バシャバシャと水しぶきを上げながらエサに食らいつきます。
口を開けた瞬間に鼻から水がブシューッ。
必死になった顔はちょっとホラーです。やっぱり食べる事に関しては必死ですね。
スマスイは思った以上に楽しかったので翌日再訪しました。
これは冒頭で紹介した大水槽にいるアカウミガメの子供です。
この日も前日と同じようにウトウトお昼寝し始めました。
そして隣にはやっぱり・・・
エイも一緒。並んでお昼寝するのが日課のよう。かなり仲良しみたいですね。
そして、こちらはアカウミガメの悠ちゃん。
サメに襲われ両前肢の一部を失い遊泳困難になって漁船の網に掛かり保護されました。
義肢装具メーカーの協力で人工ヒレが開発され、改良を重ねながら
装着試験が続けられています。先月から35作目の人工ヒレを装着し
神戸空港島のラグーン(人工海水池)で過ごしていましたが、
現在は避寒のためスマスイに引越し、人工ヒレを装着せずに大水槽で過ごしています。
ウミガメは骨がもろく、体になるべく負担を掛けずに
体重が増減したり長期間装着しても外れにくい人工ヒレの開発は、
世界的にも成功した前例が無く困難を極めているようです。
保護の有り方については議論が分かれるところでしょうが、
これは決して自然界の食物連鎖の中で起きた事などではなく、
人間による環境破壊が招いた結果なんだと思います。
「実験台にされてかわいそう」「人間が介入すべきでない」などと
個人的な感情で表面的に議論するのではなく、
その事を念頭に置き、その個体にとって何が最善かを模索し
対処する事こそが人間の果たすべき役割ではないでしょうか。
正直、今までウミガメには然程興味は無かったのですが、、
今回のスマスイはとくかくもうウミガメが可愛くて
ウミガメプールでは入場料を遥かに超える額をエサ代に投資しました。
カメ充実度☆☆☆☆☆
JR須磨海浜公園駅から徒歩5分
入場料(大人)1,300円、年間パスポート3,000円