一年で一番辛い絶食シーズン目前のケビケビ。
毎年この時季になるとゴハンは少ないわ、水温は下げられるわ、
寒くてベランダにも出してもらえないわで特に楽しみが無い。
「もう干すしかない!」って感じで、ともすると夕方近くまで延々とヤケ干ししてる。
本来は水中にいる時より陸地にいる時の方が警戒心が強いハズだけど、
ヤケ干し中は結構本気で寝てるっぽくて、特にケビタは爆睡っぷりが抜きん出てる。
思わずツンツンして生存確認したくなる。
オヤツタイムの頃になるとカメ時計のセンサーが働くのか
大抵どっちかが先に降りてきてオヤツの催促をし始め、
そうすると干し干ししてる方も途端に気配を察知して
干し干しを止めてワシャワシャと降りてきてしまう。
ホントは夕方近くになってあれこれ食べて欲しくないんだけど、
そうなったらもうパンやらアンチョビやらを貪り食わないことには寝られない。
その名残を口元に付けてるケビジ。
「ケビジちゃん、お弁当付いてるよ」
お弁当に反応してる風なケビタ。
そう言えばケビタは普段何でも丸飲みだからお弁当すら付けたことがない。
今夜は松花堂弁当を食べてる夢でも見てるかもしれないケビタなのだった。