世の中の水棲カメさん達が命懸けで冬眠しつつ春を待っているであろう今日この頃。
そんな過酷な外暮らしのカメさん達とは全然レベルが違うけど、
それなりに寒さと空腹に耐えつつ暮らしてるケビケビ。
現在の水温はヒーターの下限ギリギリの15℃。
ケビジはもうゴハンが出ないと分かるや否や
「おぉ、寒っ!」とばかりに一目散に浮き島に上がって干し干しし始める。
もういつ断食をスタートしてもいい頃合いではあるけど、
ここ2ヶ月ほどゴハンの量を減らしてるから十分な栄養が摂れてるかチト心配。
でも、あんまり食べてないわりに足周りには立派なハミ肉が。
これだけ脂肪が付いてればまぁ大丈夫かな。
「あ、引っ込んだ!」
一方、諦めの悪いケビタは「ガン!ガン!ガン!」と水槽のガラス面に
激しく甲羅をぶつけて必死におかわりをアピールしてくる。
「でも、せっかくケビジが干し干ししてるから
ケビタだけに何かあげるワケにもいかないし~・・・」なんて思ってたら、
水槽の片隅に一片のアンチョビが。
「ははぁ、前の日にあげたのが流されたな。まっ、ちょうどいいや。」
「はい、コレ食べて我慢してなさいね」と取ってあげたらケビタのオデコにペタリ!
「オデコ!オデコ!」
アンチョビを食べた後もしばらくネバっていたケビタ。
その後、ようやく諦めて干し干しを始めてたその顔を覗き込むと、
目の下にはクマができたみたいにやつれて見え、
「この世の終わり」みたいな雰囲気が満ち溢れた表情のケビタなのだった。
◆ワビ&ガブ◆
【2/17】
この日も昼間は出てきてて干し干ししてたワビちゃん。
翌日からはまた姿が見えなくなった。
ガブちゃん共々、イイコして冬眠してるかな?