早朝バイトがお休みだった日、いつもより遅めに起きてケビ部屋に行ったら
まだライトも暖房も付いていない暗くて寒い中で
ケビジが早々と浮島に上陸して干し干ししていた。
いつもは起きてすぐに暖房のスイッチを入れるから
「そろそろぬくぬくになるハズ」と思ってフライングで上陸したと思われる。
熱心に干し干ししてる甲斐あってケビジの甲羅は目下絶賛脱皮中。
ケビ部屋から「ガッタン!ゴットン!」と騒がしい音がしてきて
「またケビタが暴れてるな?」と思って行ってみたら
ケビジが甲羅をフィルターにゴリゴリ押し付けてる音だった、なんてこともあったり。
皮膚や甲羅の脱皮中はムズ痒くなるのか、甲羅をその辺の物に擦り付けて
脱皮を促してるみたいで、こんな大きな甲羅が剥がれてることも。
「コレ、落ちてたよ~」
ケビジが干し干しに没頭してる間、それほど干し干しに熱心じゃないケビタは
別のことに没頭してたりする。
こちら、ケビタ水槽の浮島。上ったり下りたりした形跡はあるけど姿はナシ。
何してるのかと思ったら残飯漁り中だった。
「おい、ケビタッ!」
「ちょっと来たまえ」
ぶくぶくを引っくり返されると水の浄化性能が落ちるから止めてもらいたいんだけど、
何回説明しても一向に聞き入れられず、暇さえあれば引っくり返して残飯を漁ってる。
時には器用に立ててることも。
「何やってんだい?」
ここまでくると、最早完全にその機能を失ってるぶくぶくさん。
ケビタとの根競べ、勝てる自信が無くなってきた・・・
いや、知恵比べすら危ういかも。