カメづくし

ノロマ?カワイイ?ユーモラス? 見れば見るほど面白い。知れば知るほどハマっていく。 キバラガメのケビタとケビジの日常を通して奥深いカメの生態を浮き彫りにし、その魅力を掘り下げるカメブログです。

◆ダブル産卵、始まりました

今年の初産卵からもうすぐ2週間。そろそろ次の産卵も近いと思われるケビジちゃん。

産卵を目前に陸地での自主干しでおタマゴ製造の仕上げに余念が無い。

 

産んだのは翌日。前回の産卵から2週間経ってないし、まだ3月なのに早くも2回目の

産卵を終えた弾丸スターター。最初の1個は産んだ瞬間にプチっと割れてしまった。

 

もうひとつは私がうっかり落として割ってしまった。

 

こちら、留守番組のケビタはスロースターターで、去年のデータだと4月下旬くらいに

初産卵だったからまだもう少し先かな。

 

「まだ産まないよね?」

 

そして4月半ば。またまた順番抜かしで3回目の産卵チャレンジにやって来たケビジ。

実はこの2~3日前から突然ケビタも産卵兆候が出始めて、

「ケビタも産むー!」「ケビジも産むー!」ってなってどっちを先に連れてくるべきか

悩んで悩んで・・・とりあえず先に兆候が出ていたケビジを連れてくることに。

公園に到着して意気込むケビジ。

 

この頃はもう桜が散り始めていて、ウロウロ歩いているうちに桜の花びらが

指に刺さったみたいで、桜の指輪をはめて可愛らしくなっていたところに

たまたま通りがかった女性から「まぁ!かわいい♡」と褒めちぎられたけど、

当のケビジは何のことやら全く気づいていないご様子。

 

ケビジの産卵が終わるや否や急いで帰宅して、ケビタを連れて公園へ戻ってきた。

でも、ちょっとホリホリしてウロウロ・・・を繰り返すばかりで

なかなか本腰を入れて産みそうにないので今日のところはひとまず強制帰宅。

 

ケビジの3回目は4個。

 

翌日に持ち越しになってしまい、水槽で暴れる暴君ケビタ。

 

翌日、無事に今季初産卵を済ませたケビタだったけど、

残念ながらスマホを忘れてしまって画像が撮れなかった。

2日連チャンの産卵付き添いで私もちょっと疲れたもんで

産んですぐに帰宅させちゃったから、気持ちが付いてきてなくて

帰ってからも水中でずっと埋め埋めしてた。ごめんよ。

 

ケビタは初産卵で6個!

 

おふたりさん、今年はなるべく少な目でお願いしますよ!

 

◆器物損壊事件 及び おタマゴ報告

ヒーターが破壊されてしまった。容疑者はもちろん破壊王ケビタ。

 

ガラスみたいな材質だから破壊されるだけで十分危険だけど、

粉々にされて食べられる前に発見できてヨカッタ・・・。

それにしても骨せんべいじゃあるまいし、ヒーターまで食べようとするなんて。

そこまでひもじい想いはさせてないはずなんだけどなぁ。

 

こんなこともあろうかと予備を買ってストックしてあって

すぐに新しいヒーターに交換できたから、ケビタが水風呂でブルブル・・・

なんて状態は未然に避けることができたし、体調に変わった様子もないから

まぁヨシとしよう。

ヒーター固定用の吸盤は新しいうちはそれなりに吸着力があるので、

今回は吸盤を使ってしっかり固定した上に、なるべく目立たないように

フィルターをぴったり寄り添わせてがっちりガード。

 

「今度やったら器物損壊容疑罪でタイホじゃ!」

 

さて、相方のケビジはと言うと、早々と今季初の産卵チャレンジでいつもの

公園通いが始まっていた。とは言え、この時季はまだまだ寒いし

シーズン初の産卵はなかなか調子も上がってこないみたいで、

公園通いもこの日で3日目。さぁ、気を取り直して・・・と思ったら

こんな急斜面にへばりつくようにしてホリホリ開始。

 

「そんなとこで掘って大丈夫か?」

 

と言ってたケビジだったけど、やっぱり平気じゃなかったらしく、

場所移動して再びホリホリ開始。

 

「ここも根っこが多そうだけど~」

 

ダイジョーブ・・・じゃなかった。そして、またまた場所移動。

 

この日は掘り場を決めるまでに1時間以上掛かって、掘り始めてからも産卵中も

埋め埋めもすご~く時間が掛かってた。超スローペースでどうにかこうにか

産んだおタマゴは2個。少なすぎて拍子抜け。ま、まだ初回だしね。

 

去年より9日ほど遅かったとは言え、まだまだ肌寒い今日この頃。

早すぎて寒すぎて長すぎて、産む方も手伝う方もヘトヘトになった初産卵なのだった。

◆食べ物事情

早いもので今年の春で12歳になるケビケビ。人間の年齢に換算すると約36歳。

食べ物の質にも少々気を遣いたいお年頃。そんなワケでフードのことを調べていた時、

「配合飼料を長期間食べ続けていると腎臓の機能に影響が出る」というブログ記事を

目にしたのがずっと気になっていた。そうは言っても、配合飼料抜きで栄養バランスを

維持するのは至難の業。ならば、同じ乾燥フードでもなるべく良質なものを、

と思って去年から色々なフードを買い揃えて試してみてる。

 

こちらが数あるカメ用フードの中からチョイスした3商品。

一番左のFLY MIXはミズアブ幼虫が主原料で自然界で食べているものに

近い感じはある。ただ、「高たんぱく」で「栄養価が高い」とあるので

脚周りの肉付きが少々気になるケビケビに日常的に食べさせるには

体重管理面でちょっと不安があってまだ試していない。価格は100gで2000円超。

 

ということで、まずはこちらのフードを試してみた。

 

こんな感じの丸い粒で直径約4mm。200gで1000円ちょい。

 

新しいフードに早速食い付くケビジ。

 

味的には気に入ったようだったけれど、体もそこそこ大きくて

大き目サイズのフードを食べ慣れてるケビケビにはちょっと小さ過ぎる感じ。

だけど、敢えてこの小さめのフードで時間稼ぎして満腹感を増幅させる作戦も

アリかも。

 

次に試したのがこちら。

 

粒の直径は約6mm。画像だと違いがよくわからないけど、先述のMazuri社製よりも

少し大きくて食べやすそう。今のところこのフードをレプトミンやほかのフードと

混ぜて1日おきに食べさせてる。250g入りで約1700円。

 

ついでにこのおやつも買ってみた。

 

カメの場合は、ワンコやニャンコと違って舐めとるような食べ方じゃないから

ちょっと食べにくそうで、お口周りがぴゅーれまみれのケビジ。

 

ケビタの場合。

 

パッケージに書かれているような「ぱくっ♪」っていう

可愛らしい食い付きには決してならないケビケビなのであった。

 

◆年末年始のカメたち

ついこの間始めたような気がするのに気がついたらいつの間にやら

12年目(多分)に突入していた『カメづくし』。

こんな調子でゆるゆるペースではありますが、

このまま行けるところまで続けていければと思っていたりいなかったり(笑)

何はともあれ、今年もどうぞヨロシクお願いいたします。

 

さて、年末年始のケビケビは何してるかというと

たまたま私が寝坊してゴハン抜きになったことをきっかけに

それまで毎日食べていたゴハンを一日おきにされてしまった。

ケビジは然程気にしていないみたいだけど、ケビタは常にハラヘリ状態でご立腹気味。

 

性格的には温厚で攻撃性は全く無いんだけど、この状態の時はちょっとキケン。

空腹のせいで何でも食べ物に見えちゃうみたいで、アマゾン川のワニの様に

大きな口を開けて水中から突如飛び出してきて手に噛みつこうとするから要注意。

 

さて、こちらは絶賛甲羅脱皮中のケビジちゃん。

昨年末辺りからやたらフィルターの下に潜り込んで甲羅をゴーリゴリ

ゴーリゴリと激しく押し付けているなと思っていたら、

大きな甲羅がズル剥けていた。

剥がれそうで剥がれずペラペラしてる状態は見るからにムズ痒そうだから、

綺麗に剥がれて見てるこっちもスッキリ。

 

「ホレホレ、見てごらん、大っきいねー!」

 

「何だコレって、さっきまでケビジの体の一部だったものじゃん」

 

調査中!?

 

「ねっ?」

 

疑り深いケビジなのだった。

 

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この度の地震で亡くなられた方々に心よりお悔やみ申し上げます。

被害に遭われた方々に一日でも早く日常が戻りますよう願っております。

 

 

◆ケビケビ・カレンダー2024

今年もバタついてるうちに残り2週間になってしまったけど、

これをやらないことには年を越せない・・・

ということで、今年も作りました「ケビケビ・カレンダー」。

今回はこんな感じになりました↓

 

もし、カレンダーをご希望の方がおられましたら実費にてお送りします。

当ブログの右サイドバーにあるメールフォームからご連絡ください。

(注文歴がありメールアドレスをご存じの方は直接メールでOKです。)

会員登録が必要ですが、TOLOTのサイトで直接注文することも可能なので、

ご希望の場合は注文用のURLとパスワードをお知らせします。

私の方で注文発送手配をご希望の方はその旨お知らせください。

 

タイプ:卓上カレンダー
サイズ:ハガキサイズ
価格:1部500円(消費税込み)
送料:150円(ネコポス)※木製スタンド不要の場合は配送無料(ゆうメール)

 

以上、カレンダー完成の告知でした!

◆外干しのお楽しみ

今年もまた急激な冬到来でめっきり寒くなってしまった今日この頃。

つい先月まではベランダ干しに勤しんでいたケビケビ。

いつもは最長でも30分、早い時には10分くらいで早々に切り上げて帰ってくるケビジも

この日は気持ちよさそうに干し干しを楽しんでいた。

 

そんなケビジの顔面にケビタの右足キックがさく裂。

 

ムッとするケビジ。

 

こんな風に蹴られたりすると一瞬ムッとするものの、

威嚇したり反撃して噛んだりはしない。

これは人間に対しても同じで、ゴハンと間違えて指を噛んだことはあっても

攻撃的に噛んだことは一度もない。

だから、外来生物問題のニュースなんかで「ミシシッピアカミミガメは気が荒い」って

レッテルを貼られてるのには違和感があるし、もちろん、個体差はあるだろうけど、

ケビケビを見てる限りでは少なくともアカミミの基亜種であるキバラガメは

とても穏やかな性格をしている。

「〇の水ぜんぶ抜く」なんかに至っては視聴率稼ぎで外来生物を悪者に仕立て上げて

偏った価値観を視聴者に刷り込んでるようにも見える。外来種を駆除すれば全て

元通りになるかと言うとそんな簡単な話じゃないと思う。

そもそも、外来種問題の諸悪の根源は人間なんだし。

 

話が大幅に逸れちゃったけど、ベランダ干しに興じるケビケビの密かな楽しみは

拾い食い・・・じゃなくて、ケビケビ農園でできた作物の味見。

 

ケビタは干し干しの合間に。

 

先に戻ったケビジはお部屋で。

 

できることなら、小っちゃいイチゴだけじゃなくて、

リンゴやメロンやブドウやマンゴーとかも作って欲しいと思っているであろう

ケビケビなのであった。(いや、無理ー!!」

◆外干しシーズン到来

大忙しだった今年の産卵シーズンも無事終了!

8月に入ってからはケビタが1回産んだだけでケビジは産まず。

確か去年はケビジが1回だけ産んでケビタは産まなかったハズ。

どっちかが1回だけ産んで終わりって取り決めにでもなってるんだろうか?

 

さて、産卵シーズンが終わって急にお暇モードになったケビケビ。

暑さのピークは過ぎたとは言え9月はまだベランダ干しには暑過ぎるから

大体いつも陸地で干し干ししてるか水中でマッタリしてた。

 

干してる間に爆睡し過ぎて、あらぬ方向に首が曲がっちゃってるケビジ。

 

「おーい、ケビジー!」

 

「大丈夫?」

 

暇すぎて手持ち無沙汰なのか、時には向かい合って相撲大会を始めてみたり。

 

ここ数日はやっとこさ昼間でも30℃を下回るくらいになって

安心してベランダ干しが出来るようになってきた。

ここ数年は秋めいた気候の時季が短くて、毎年あっという間に寒くなっちゃうから

今のうちに思う存分干しとかないとだね。

 

例によって、ケビジは30分くらいでサッサカ帰ってくるけど、

ケビタはいつまででも延々と干し干ししてて、回収しに行くまで帰ってこない。

って言うか、回収しに行っても帰ってこない。

 

「ケビター!もう帰ろう」

 

無理やり連れて帰ろうとすると放尿で対抗する荒くれケビタなのだった。