網戸越しに陽光が差し込むカメ部屋のサンスペース。
日光浴には打ってつけのこのスペースで、ケビケビにはほぼ毎日
10分ぐらい日光浴してもらいます。
待合室(プラケース)に入ると、最初は拍子抜けするほど大人しくしてるけど
徐々にウロウロし始め、ケビタはもう背伸びすると頭が出るぐらいになったので
隅っこに登って外の景色を覗いたりします。
ケビジはまだケビタに肩車してもらわないと届きません。
不思議な事に毎回ほぼ同時に示し合わせたかのようにガタガタと暴れ始め、
10分経たない内にケビタがしびれを切らし、力ずくで脱出しようとします。
眉間(?)にシワを寄せ、憤懣やる方ないといった様子で
懸垂さながらに腕力でジリジリとケースをよじ登ります。
「ケビタもう帰る!」
「帰るん…だ……から…」
「…ね……」
「ゥワッ」
「ズデ~ン!」
見事な引っくり返りっぷり。
時には脱出に成功して床に降りる(落ちる)事もあります。
絨毯張りなので落ちても大丈夫だけど、ドスンという音にはヒヤッとします。
一方のケビジ。
「水槽に帰ろう」と手を差し出すと登ってきたりしていましたが、
最近は手のひらに乗ったままジーッとしている事が多くなりました。
「ここに乗っかれば水槽に戻れる」と分かってきたのでしょうか。
ウッカリさんとチャッカリさん。
やる事なす事、正反対なケビケビです。