寒風吹き荒ぶ中での産卵を無事に終えたケビジ。
幸い風邪をひいた様子も無く、その後も元気に過ごしている。
ケビジの産卵騒動の最中、ひとり優雅に干し干ししていたケビタ。
特に産卵当日は、やらなくちゃいけない事がたくさんあってドタバタだったから
本気でケビタの事が羨ましくて仕方なかった。
「オマエサンはいつものんきで良いね」
これが気に障ったのかどうかは定かじゃないけど、その後すぐに干し干しを止めて
水中で何やら茶色い物体をつついて食べていた。
ははぁ、うんちしたくて降りたのかな?
でも、よく見るとつついてたのは脱皮した甲羅。
どうにか取り上げた時には半分以上食べられてしまっていた。
剥がれたのは首元の甲羅みたいだけど、どう見ても面積が足りない。
まぁいっか、甲羅もカルシウムだし(多分)。
で、ケビジは何してるかなと思ったら・・・
やっぱり剥がれた甲羅を食べようとしてたのだった。