ついこの前まで朝晩が肌寒くて暖房を使ってたような気がするけど、
やっと過ごしやすい季節の到来かと思った途端、異例の早さでの入梅。
かと思ったらここ数日は半袖でも暑いくらいの陽気で
もう最近の気候はワケワカンナイ・・・今年もまた春物の出番は無さそうだな~。
まぁいっか、衣替えもしてないし。
さて、オールシーズンの甲羅を纏って衣替えの必要が無いケビケビは
この日も仲良く干し干しに勤しみ、着々と次のタマゴの製造に取り掛かってる模様。
そして、一足先にタマゴが出来たっぽいケビタが「公園行くぞー!」と暴れ始め
水槽から出ようとしては「ドンガラガッシャーン!」と転がり落ちて
水中に「ジャボーン!」を繰り返していたけれど、外はあいにくの雨。
翌日、天気の回復を待ってようやく念願の公園にやって来た。
今回、ケビタが選んだのは、生垣が途切れて道路から丸見えのこの場所。
「またそんなややこしいとこで・・・」
でもまぁ、何とか無事に産卵出来て、埋め埋めに突入。
「もうお昼だしお腹空いたから帰ろう」
お互い空腹に耐え、今回ケビタが産んだタマゴは5個。
その日の午後、今度はケビジの番。まだちょっと早かったのかこの日は産卵に至らず。
翌日は雨に阻まれて、2日後。
ケビジも今回は5個。
そしてまた次のタマゴの製造に取り掛かるケビケビ。
「あの~・・・」
「え~っと・・・」
この時季、タマゴ製造機と化してしまうケビケビに「もう止めて」と言ってみても
カメの耳に念仏だよね。
約2週間後。またケビタの番。
今度は6個。
その2日後、ケビジの番。またまた雨に阻まれ持ち越しで翌日やって来た
雨上がりの公園で大好きな水たまりに突入して遊びモードになってるケビジ。
「もしもし、何しに来たんだっけ?」
広い園内をぐるりと1周して選んだのは前回と全く同じ場所。
ケビジも6個。
産卵のタイミングもほぼ同じ。産むタマゴの数もピッタリ同じ。
どこまでも付き合いの良いケビケビなのだった。