カメづくし

ノロマ?カワイイ?ユーモラス? 見れば見るほど面白い。知れば知るほどハマっていく。 キバラガメのケビタとケビジの日常を通して奥深いカメの生態を浮き彫りにし、その魅力を掘り下げるカメブログです。

◆産み納め

7月末のある日、ケビタの「タマゴできた宣言」が発出された。

いつものことながら、食欲が落ちるとか前兆らしい前兆もなかったけど、

もう驚かないよ。だって、ケビタの産卵回数は、今年は7回、去年は8回だから

きっと今年ももう1回産む気だろうと思ってたから。

ケビケビの抱卵期間はどっちもきっちり2週間。今回は前回の産卵から

16日経ってるから、産みたいタイミングとしてはギリギリだったのか

或いは既に限界突破してたのか、公園に着くや否や凄いスピードでホリホリが終わって

あっという間に産卵が始まった。

 

帰る前にアンヨをシャワーしてから帰ります。キャリーがドロドロになっちゃうので。

 

今回は5個。

 

そうこうして8月に突入。ここ数年は8月になってから産卵したことがなかったから

キャリーバッグも洗濯して、「終わった終わった」とすっかり気を抜いてた頃

今度はケビジの「タマゴできた」宣言が!

今年は既に去年と同じ8回産んだはずだけど、今年は記録更新で9回目を狙う目論みか。

 

そんなこんなで、しまい込んでた産卵介助グッズを引っ張り出して酷暑の公園へ。

最初に掘り始めたところはケビジの大好きな木の根元。でも、ここは太い根っこが

何本もあってとてもじゃないけど穴は掘れそうもない。当のケビジはそんなことは

お構いなしに掘り続けてるけど、どうせ途中で「ダメだこりゃ」ってなって

ホリホリ断念→公園中を右往左往→一旦帰宅→再チャレンジの流れになることは

間違いない。でも、暑いの嫌いなケビ母は、何度も行ったり来たりはしたくない。

 

「さて、どうしたものか?」

 

試しに少し離れた場所で別の穴をスコップでホリホリしてみたら、

幸い根っこや石ころもなくて良い穴が掘れそうな感じ。

「ヨシ、ここならいけるかも」と、ダメもとでケビジを素早くそちらに

移動させてみたらこの作戦が見事成功!「最初からここで掘ってましたけど?」

みたいな顔して何事もなかったようにホリホリを続け・・・

 

無事6個のタマゴを産卵。

 

夜は疲れて陸地で爆睡してた。

 

ジャジャーン!今年の産卵内訳↓

 

ケビタ:8回、43個

ケビジ:9回、43個

 

回数は違えども奇しくも同じ数のタマゴを産んでたと。今年もいっぱい産んだねぇ。

今度こそ2022年の産卵シーズン終了。・・・だよね?ケビケビさん!!

 

 

◆おまけ◆

近所の酒屋さんでカメのロゴマークをあしらった素敵なワインを発見!

ラベルのデザインも洒落てるけど、いつも飲んでるのよりもう一段奥深い味わいで

それはそれは美味しいワインでした。