カメづくし

ノロマ?カワイイ?ユーモラス? 見れば見るほど面白い。知れば知るほどハマっていく。 キバラガメのケビタとケビジの日常を通して奥深いカメの生態を浮き彫りにし、その魅力を掘り下げるカメブログです。

◆怒涛の産卵ラッシュ

春の天変地異でケビタがゴハンを食べなくなってしまい、

どうやら今季初の抱卵が原因っぽいことが分かって産卵のための公園通いが始まった。

ケビケビがいつも産卵に来る公園は、以前は週末でもあまり人がいなかったのに、

最近はコロナ自粛の影響なのか遊びに来る子供が多くなったので

週末は落ち着いてホリホリが出来なくなってしまった。

やっと月曜日になって公園を広々使えるようになったというのに、

ケビジと同じく何故だか木の根元が大好きなケビタときたら

こんなややこしい場所ばかり選ぶもんだから、

ホリホリしても太い根っこに阻まれてなかなか産卵まで至らず。

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掘っては止め、また掘っては止め、新たに厳選した場所もこんなとこだったり。

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最早エンドレスで時間ばかりが過ぎていく。埒が明かないから一旦帰宅。

温浴しながら放心するケビタ。

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この日、2度目のチャレンジ。より良い場所を求めて歩き回るケビタ。

障害物のフェンスもなんのそので下を潜ろうとするものの、

それを阻むリクガメチックな真ん丸フォルム。自分の厚みってものが分かっていない。

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無理だってば。

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ところが、粘ってるうちに隙間が広いところに行き着いたみたいで、

スルリと潜り抜けてしまった。このちょっとやそっとでは諦めない姿勢は見習いたい。

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色んな場所で何度もホリホリしてもう少しのところまでいくものの、

この日も産卵には至らず。そして、翌日もウロウロし過ぎて迷走状態のケビタを

「もうココでいいじゃん」って放り出したら、思いのほか素直にホリホリし始めた。

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こうして無事産卵を終えたケビタを連れて帰り、大急ぎでゴハンを食べさせた後、

選手交代でケビジを連れて公園へ。2~3日前から産卵したくて暴れてたけど、

順番待ちで待たされてたケビジはソッコーでホリホリ開始。そのまま産卵完了。

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ケビタは6個。

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ケビジは4個。

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そんなこんなで揃って無事産卵完了でしばらくは安泰そうなケビケビなのだった。

どうでもいいけどダブルヘッダーはキツイっす。