カメづくし

ノロマ?カワイイ?ユーモラス? 見れば見るほど面白い。知れば知るほどハマっていく。 キバラガメのケビタとケビジの日常を通して奥深いカメの生態を浮き彫りにし、その魅力を掘り下げるカメブログです。

◆皮膚の脱皮

ケビタが顔を拭っています。

 

「かゆい~~~~~~ッ!」

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猫が顔を洗う仕草に似てるけど、あんな優雅なモノじゃなくて

口は半開き、手を高速回転させて腹立たしそうにゴシゴシと拭います。

脱皮しかけた皮が気になるようで、手をツンツンと口で突いている事も。

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ケビジも全く同じポーズでツンツン。

手の付け根の辺りが気になるらしく、噛もうとするけど届かない。

追いかけても追いかけてもお口が手に届かない。

追いかけながらドンドン後ろに泳いで行っちゃいます。

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手を噛む行為はストレスや脱皮によるものと言われていますが、

体を傷つけるほど強く噛むワケではないし、年中やってるワケでもないので、

「脱皮して剥がれかかった皮膚がヒラヒラして鬱陶しい」とか

「甲羅干しして皮膚がカピカピに乾燥して痒い」とか

「退屈しのぎ」といったところかな、と推測しています。

 

一時は剥けかけた皮が首や四肢周りに付いてまるで仙人のようでした。

このヒラヒラが取れない場合は脱皮不全も考えられ、

その一因は日光浴不足や、ビタミン不足またはビタミン過多に因るんだとか。

「不足」または「過多」というところが悩ましいんですが、

最近はこのツンツンやヒラヒラがすっかり治まりました。

要因として考えられるのは、

・好き嫌いせず何でも食べるようになった

・天然日光浴(強制)をするようになった

・水槽が大きくなってストレスが減った  といったところ。

 

水槽は大きくなったと言っても何倍にもなったワケでもないので

栄養バランスの改善と日光浴辺りが効いたのかも。

何故、好き嫌いがなくなったかと言うと、食事制限で常に腹が減ってるから。

今のケビケビは「出された物は何でもいただきます」といった調子で、

嫌いなエサは口に入れてもペッと吐き出してたのが嘘のようです。

 

日光浴はほぼ毎日、朝か夕方の10分程度。

広島ではここ数日、台風接近や秋雨前線の停滞やらでお天気は良くないですが、

紫外線量は曇天でも快晴時の60%、雨天でも30%はあり

夏のUVBは冬の約5倍というから効果は期待できそうです。

天然日光浴できるのも今のうち。

冬場に備えてお日様パワーをしっかり吸収してもらいたいです。