ケビジが産卵した日にバトンタッチでケビタの産卵チャレンジが始まり
公園通い3日目。その日の朝の部でも本格的なホリホリには至らず、
家に帰ったら帰ったで水槽から出ようとしてガッタンゴットン暴れていたけど、
急に静かになったと思ったらケビジ水槽に侵入して何食わぬ顔で泳いでいた。
とまどうケビジとご対面。
そしてまた何事も無かったかのように去っていくケビタにとまどうケビジ。
何だか懐かしいこの光景。
その日の午後。あまりに騒ぐから昔ケビジが1回だけ使用した産卵箱を
引っ張り出してきてあてがってみたけど全く興味ナシ。
上に乗っかって雨が降る外の様子を見つめたまま置き物のように動かず、
何故だかこのまま小一時間ほど鎮座してた。
その夜は揃って仲良く夜通し干し干ししてた模様。
「もしもし、朝デスヨ」
そして、この日もまた雨。でも、ケビタはそんなのお構い無しで
「外に出せ~!」と騒ぐので仕方なく最寄りの公園へ。
行ったら行ったで水たまりに入って木の実や苔っぽいものを啄んで遊んでばっかり。
午後になるとまたまたケビジ水槽にお邪魔してた。
でも、この日は何となく昨日とは様子が違うような・・・
ケビジの逆襲に遭ったのか腰が引けてる。
またその翌日も雨。気分転換にいつもと別の公園に足を延ばしてみたら
どこからかサビ猫さんがやって来て見物してた。
その後も雨が止んだ隙に公園を4つ5つハシゴして
ケビタの好きな川沿いの公園にも行ってみたりしたもののホリホリには至らず。
そりゃまぁそうだよね、地面はズブ濡れだもの。
そんなこんなで産卵チャレンジから早や1週間。
長く降り続けた雨もそろそろ止みそうだし、気合を入れ直していつもの公園へ。
ケビタもそろそろ限界だったのか、この日は着いた瞬間から掘る気満々。
最初にホリホリを始めた場所は木の根っこに阻まれて敢え無く断念。
場所を移して再チャレンジした場所でも大きな石にぶち当たってしまって、
石の無い方に掘り広げていったら穴が大きくなり過ぎて落っこちたりしてたけど、
珍しく諦めずに掘り進めてた。
良いところまでいったものの、すぐ側を通った大きなトラックに驚いて
逃げ出しちゃった。「あ~あ・・・」と落胆してたら
その後、周辺をグルグル回ってまた同じ場所でホリホリを始め、ようやく産卵体勢に。
難儀した末に産んだタマゴは6個。
ケビタが暴れまくってた間は、またケビジ水槽に侵入したり、
水槽から出て壁との隙間に挟まったりしないか心配で目が離せなかったから
お墓参りにも行けず、ようやく外出できるようになってこれにて一件落着。
そして来週にはまたケビジにバトンタッチするに違いない。