1ヶ月前、爪が取れちゃって久々に病院を受診するハメになったケビタちゃん。
でも、その日の夜から食欲も戻ってきたし、爪が取れて出血してた傷口も
軟膏を塗っては干し干しを1週間ちょい続けているうちに綺麗に治って、
心配してた産卵チャレンジでも出血することなくちゃんとホリホリ出来てた。
「指、痛くない?」
というワケで今シーズン初の産卵は大き目サイズが4個。
3日後、今度はケビジの産卵チャレンジ。
こういう断崖絶壁みたいなとこ、ホント好きよねぇ。
今年4回目の産卵はちょっと多めの6個。
またまたケビタの番。たまには手近なところで済ませようとして
久々にマンション内の植え込みに放ってみた。思いのほかホリホリはしてたけど、
散乱には至らず。掘り過ぎて鼻の穴にも土が詰まってる。
別の日。いつもの公園に向かう途中、ふと目をやると飛び出し防止の安全ピンが
どこかに吹っ飛ばされてて、ケビタがキャリーからニョキッと身を乗り出して
今にも落っこちそうに!!!すんでのところで受け止めたものの、
今度は強烈なキックがさく裂して手からスルリと離れていくケビタ。
あのずっしりボディが重力マシマシで背中からアスファルトに叩きつけられたら・・・
「こりゃヤバーい!!!」
落ちていくケビタを死に物狂いでキャッチして自転車のカゴに緊急避難させた。
それにしても、どういうワケだか今回は何度公園に連れて来てもウロウロ歩き回って
るばかりでなかなかホリホリしようとしない。こっちもついイラっとして
「もう知らーん!水の中で産みなさーい!!」って言うと
ケビタもケビタでプンスカ怒った顔してキックしてくるもんだから、
こっちもケビタの大事なお腹をついペチンしてしまって、終いにはケンカ状態に。
翌日、ケビタによ~くよ~く謝って気を取り直して4回目のチャレンジに。
ところが、これまた場所が決まらない様子で彷徨い始めた。このままじゃ埒が
明かないから前回と同じところに強制連行。
「この前もここで産んだんだから、ここで掘りなさーい」
そんなこともありつつ今季最多の7個のおタマゴを産卵。
公園の道路脇で産卵したもんだからご近所さんがわらわらと集まって来られて、
爺ちゃん婆ちゃん達に応援されながらの産卵となった。
家に帰って「ふぅ、やれやれ」とマッタリするケビタの横には
おタマゴの名残(?)のようなものが。或いは早くも次の準備か!?
以前、カメ情報を検索してた時に「キバラガメの女の子はとても強情」みたいなことを
書いてある記事があったっけ。我が家の2カメを見るにつけ、激しく同意してしまう
今日この頃なのだった。