カメづくし

ノロマ?カワイイ?ユーモラス? 見れば見るほど面白い。知れば知るほどハマっていく。 キバラガメのケビタとケビジの日常を通して奥深いカメの生態を浮き彫りにし、その魅力を掘り下げるカメブログです。

◆産卵シーズン終盤戦!?

産卵チャレンジにやって来た公園でホリホリの場所を探していたケビジ。

道路に面した金網のフェンス沿いをウロウロしているうちに

フェンスの下を潜って公園敷地内の草むらに分け入って姿が見えなくなっちゃった!

 

「おーい!ケビジ、どこ行ったー?」

 

公園の入り口から回り込んで草むらを捜索してみたら、鬱蒼と草が生い茂る場所で

手際よくチャッチャ、チャッチャとホリホリするケビジの姿が。

なるほど~、野生のカメさんが産卵する時ってこんな感じなのかもねぇ。

野生の本能が目覚めたのか張り切ってホリホリしてるケビジだけど、

これだけ草が茂ってると根っこがはびこってて穴が掘れないんじゃ・・・

 

と思ったら、難無く5個のおタマゴを産卵。

 

ケビタは相変わらずゴミ漁りがお好き。

 

ケビタの場合は、場所探しに費やす時間が圧倒的に長くて、

1回や2回のチャレンジで産むことはまず無い。この時も3日ほど公園通いをして

散々ウロウロした挙句、結局いつもと同じ道路脇のスペースに落ち着いた。

 

産卵の瞬間にひとつ割れたのがあったけど、ケビタも5個のおタマゴをコロリン。

 

次の回ではデッカイ木の根元をチョイスしたケビジ。

 

内心、前回の草むらの時と同じく、こんなとこ掘っても根っこだらけで掘れるワケない

って思ってたけど、フタを開けてみたらこれまた見事な穴をホリホリ。

 

「おみそれしました!」

 

この日は4個。

 

またまた次の番が回ってきたケビタ。この日はチャレンジ2日目、

天気も良くて産卵日和だしそろそろ産んでくれるかもと思っていたら

ふいに立ち止まって、アンヨがピョン!

 

心地よい陽気につられて屋外干し干しが始まっちゃった。

 

チャレンジ3日目。ようやく決まったホリ場所はやっぱりいつもと同じ道路脇。

でも、この日はフェンスのちょうど真下。これじゃホリホリのお手伝いができないから

公園の入り口から内側に回らないといけないじゃん。わざわざこんなややこしい場所で

産まなくても他にいくらでも良い場所があるのに~!

 

今回も5個。

 

そして、次はまたケビジの番・・・のハズが予定日を大幅に過ぎても産卵の気配ナシ。

今年のケビジは産み始めが早かったからそろそろ今シーズンの産卵は終了かな?

 

そんなケビジを横目に、ケビタは着々と次の産卵に備えて干し干しに余念が無い。

 

「またおタマゴ作ってんの?」

 

「梅雨も猛暑もカンケーねぇ」って顔してるのが怖い今日この頃なのだった。