カメづくし

ノロマ?カワイイ?ユーモラス? 見れば見るほど面白い。知れば知るほどハマっていく。 キバラガメのケビタとケビジの日常を通して奥深いカメの生態を浮き彫りにし、その魅力を掘り下げるカメブログです。

◆二亀二色の食欲

仕事の合間にケビケビの様子を見にカメ部屋に行ってみたら

ケビタ水槽にチラホラとウンチの形跡が。

「片付けなきゃ」と思ってウン片を目掛けてグイッとスポイトを突っ込んだら

ちょうどそこにスイーッと寄ってきたケビタの頭にゴンッと命中してしまった。

ビックリするやら痛いやらでパニくって「うわあぁぁぁ~!」と

水槽の奥の方へ逃げて行ったケビタ。

ほとぼりが冷めて戻ってくると憎きスポイトを睨みつけ・・・

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かたき討ち?

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じゃなくて食べようとしてただけ。

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相変わらず凄まじい食欲のケビタと対照的に日ごとに食欲が落ちてきてるケビジ。

多分、抱卵の影響だと思ってマンションの下にある広場に連れて行ってみたものの

あっちにテクテク、こっちにテクテク、延々と歩き回るばかりで

しば~らく待ってみてもホリホリしそうな気配はナシ。

 

「もう帰ろう?」

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お部屋散歩させてみると徐にネコハウスに入っていった。

まさかここで産む気?
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やっぱりお気に召さなかった模様。
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ネコハウスがダメならカメハウスでも作ってみようかな?

◆破壊王健在

ゴハンの時間が終わると、ぶくぶく(水中フィルター)の下に顔を突っ込んで

残飯探しをするケビタ。そのせいで大抵いつもぶくぶくは引っくり返ってるんだけど、

この日は綺麗に横向きに立ってた。

 

「・・・器用だね」

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このぶくぶくはケビタ用とケビジ用でそれぞれの水槽にひとつずつ設置してる。

でも、エアーを送るポンプは1個だけでチューブを分岐して使ってるもんで、

ケビタがぶくぶくを引っくり返すとケビジのぶくぶくにもちゃんとエアーが

送られなくなってしまうのだ。

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「だから引っくり返すの止めてよね」

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「聞いちゃいないや」

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因みにぶくぶくがひっくり返ってない時はヒーターのカバーが外されていたり。

これをやられるとカバーをハメる時に手がヒーターに当たっちゃって

「アチッ」ってなるからイヤなんだよね~。

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それ、こっちのセリフだからね。

◆赤い食べ物

タライ食堂で朝ゴハンを食べてるケビジ。

緑色のフード「レプトミン」は栄養バランスが良く

「これさえ食べときゃ間違いない」っていうカメさん用定番フード。

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なんだけど、ケビジ的には赤色系のフードの方が好みらしくて

後から入れても赤や茶色のフードから先に平らげてしまう。

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成長するにつれ徐々にレプトミンも食べるようにはなったものの、

元々、あまり好みじゃなくて最近はまた数粒残すようになってきた。

食欲が落ちてるのかと思いきや・・・

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選り好みしてるだけだった。

きっとケビジの頭の中では「赤いもの=美味しいもの」と刷り込まれてるに違いない。

 

こちら、イチゴをくわえて逃げる(?)ケビジ。

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こちら、赤でも緑でも関係ないケビタ。

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きっとケビタも赤いものは美味しいって経験則で分かっちゃいると思う。

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でも、もしもイチゴが鮮やかなブルーだったとしても食い付きは変わらないとも思う。

 

 

◆ワビ&ガブ◆

【3/19】

今年初のワビちゃーん♡

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今年も元気に越冬できたね!

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今年初のパンをあげてみた。

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スタスタスタスタ・・・

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ゲット!

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「もっとチョーダイ」と寄ってきたけどフードは食べず。

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鯉達としのぎを削りながらパンを3~4個ペロリ。

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【3/25】

この日は気持ち良さそうに干し干し中。

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あまりにも気持ち良さげなのでゴハンはあげずスルー。

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ガブちゃんも元気でいますように♪

 

 

 

◆昼夜行性カメ

本来、動物というものは夜行性の生き物以外は本能的に

辺りが暗くなれば眠り、明るくなれば目覚めるはず。

ケビケビは昼行性なので夜になれば寝るはず、なんだけど

夜中にコソッと覗いてみるとケビタは昼間と同じようにいそいそと活動中。

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ケビジはカメらしくぐっすり眠りこんで夢の中。
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いつ覗いても大体このパターン。

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ケビタ、いつ寝てんだ?

元気で長生きするにはやっぱり寝るべき時には寝て欲しいんだけど~。

自然界と違ってヒーターで日がな一日ぬくぬくしててメリハリが無いからかな?

ならば野生下と同じように徐々に暗くなって日が暮れる演出をしてみたらどうかしら?

と思って最近は、まず部屋のカーテンを閉め、水槽のライトを消し、

水槽のカーテンを閉め、部屋の照明を消し、時間差で段階的に暗くして

自然な眠りに誘うべく日暮れを演出してみると・・・

 

「そろそろ消灯しますよ~」

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ケビジは既にちょっと眠そう。

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ケビタは・・・

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どこまでも本能に抗うカメなのだった。

◆狂喜乱舞のミカン

このところ、以前に比べてケビタの尿酸を見掛ける機会が減ってきてたから

ちょっと調子に乗ってパンやらエビやらおやつをあげ過ぎていたら

ある日また大量に尿酸を放出してしまった。

やっぱりあの手のタンパク質の多いものは控えめにしないといけないかな。

「代わりに何かケビケビが喜びそうなものは無いかいな~?」と思いつつ

買い物してるうちについつい自分のおやつに目が行ってしまい、

デコポンで知られる不知火っていう甘みの強い品種のミカンが安くなってるのを発見!

早速食べてみたらこれがまた大層甘くて美味しかったから

それをケビケビにあげてみることに。

 

ちょっと見せただけでケビタはこのテンション。

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「ケビジも食べてみるかい?」

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おっ、美味しかったみたいだね。

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興奮し過ぎて足元のミカンを見失うケビタ。

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まるで鏡のような2カメ。

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不知火は甘いもの大好きのケビケビには大好評で、

大好物のエビやパンを凌ぐほどの食い付きっぷり。

でも、普通のミカンより少々お高めだから次にお口に入る予定は未定なことは

 

知る由もないケビケビなのだった。

 

 

 

◆日光浴日和

今年初のベランダ日光浴に興じるケビケビ。

今年は暖冬なので日光浴日和の日も少なくなかったんだけど、

春の気配を察知すると早々にタマゴを作ってしまいそうだから

水換え待ちタイムの室内散歩でお茶を濁しつつ

我慢に我慢を重ねた上でのこの日の天然干し干し解禁となった。

 

手前からケビタ、ケビジ、そしてお目付け役のブンタ。

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去年と同じくケビジは早々に部屋に戻ってしまうのに対して

ケビタはすぐに脚ピョンして寛ぎ始めた。

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これってまるで「爪を切ってください」と言ってるかのような

アンヨの差し出し方じゃ?

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折角なのでちょっと爪切りさせてもらうことに。

陽射しの心地よさに騙されてるのかアンヨを触っても怒らない。これはチャンス!!

チョッキンチョッキンやってる内に我に返ったのか

途中から鬱陶しそうにアンヨをブンブン振り回してたけど、

どうにかこうにか全ての爪をチョッキン完了。 

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「まーまーいいじゃないの、はい、仲直り♪」

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その後も帰宅の誘いを拒否し、日が陰るまで延々と干し干ししてたケビタなのだった。

 

 

 

◆ピンチヒッターのおやつ

ケビケビがおやつにしてる水草アナカリスを買いにショップに行くと

「外国産のためエビには使用しないでください」との注意書きが。

気になったのでスタッフの人に尋ねてみたら主な理由は下記の2つだとか。

 

・外国の農家で生産される際に農薬が使われている

外来種の微生物混入防止のため検疫でも農薬が使われている

 

この農薬問題、前から気にはなってたのよね・・・。

この際だから食い下がって単刀直入に「カメが食べても大丈夫?」と尋ねてみると、

更に詳しい人に聞きに行って戻ってきたスタッフの人から

「大丈夫とは思うけど、こっちの方が安心」と代わりに勧められたのがコレ。

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マツモは以前あげてみたことがあるけど、葉っぱが細くて食べにくいし、

ばらけちゃうから掃除が大変なのよね~。

でも、常に腹ペコなケビケビの顔が目に浮かんでひとつ買って帰ることに。

 

ケビタの反応。

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ケビジの反応。

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ケビタは例によって物凄い食い付きっぷりだけど、葉も茎も細くて食べにくそう。

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ケビジの目には食べ物として映ってないかも。

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「ケビタ~、もうそろそろ引き上げても良い?」

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「片付けが大変だから撤収しまーす」

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何日間か水中に浸して残留農薬を抜くという手もあるけど、

やっぱり無農薬の国産アナカリスを探すのが無難かも。

しかし、しばらくするとばらけた細かい葉っぱはどこかに消えてたところを見ると

フィルターに吸い込まれたか、或いは更に高い吸引力を誇る

ケビタ・フィルターに吸い込まれたかはナゾのままなのだった。