【11/9】
ガブ。
前日の雨のせいか増水気味だったからいつもより水位が高くて
金網越しにニョキッと顔を出してた。
ガブは意外にもソフトなタッチで上手にパンに食い付くから
手渡しであげても決してケビタみたいに指ごと食われそうになる危険は無い。
【11/10】
ワビの姿が見えなくなって早や3週間。
涼しくなったとは言えまだ冬眠態勢に入るには早過ぎるし
誰かが連れて帰った可能性も無くはないけど、確率的はかなり低いと思う。
ワビ・ガブがいる水路の水中には約70cm四方のろ過装置らしき金属製の箱があって
時々、その箱を開けて清掃作業をしてるのを何度か見掛けた事がある。
作業中は10cm下も見えないくらい水が濁ってしまうから
もしかして、あの中に閉じ込められて出られなくなってるんじゃ・・・
あれこれ考えてる内についそんな考えが頭をよぎってしまう。
「明日、もう一度、隅から隅までじっくり探してみてそれでも見つからなかったら、
管理会社を探してあの箱を開けてもらうよう頼んでみよう。」
昨日の晩はそんな事を考えながら眠りについて、一夜明けた今日。
陽気に誘われて甲羅干しに出て来てるかもしれないと思って
気温の高い昼間の時間帯を狙って行ってみたら・・・
「ワ・・・」
「ワビ・・・?」
「ワビちゃんっ!」
「うわーん!!!!!!!!!!」
久方ぶりに元気な姿を見せてくれた。
今まで目を皿のようにして探しても見つけられなかったのに
一体どこでどうしていたのか、ハァ~~~~~・・・。
でも、無事でいてくれて良かった!